新しい WMS の作成

WMS 設定を追加するには、次の手順を実行します。

  1. [新規作成] ボタンをクリックして、新しい WMS (Web Mapping Service) を作成します。
    新しい [外部 WMS 設定] ページが表示されます。
  2. [名前] テキスト ボックスに、この設定の名前を入力します。この名前は [WMS] ページの [名前] リストに表示されます。
    Note: このテキスト ボックスを空白にしておくことはできません。また、既存の WMS 設定と同じ名前を指定することはできません。
  3. [リポジトリ フォルダ] テキスト ボックスにリポジトリ パスを入力して、新しい WMS サービスを保存します。リポジトリ名はルート / で始まります。
  4. ボタンをクリックすることもできます。[フォルダを選択] ダイアログ ボックスが開きます。
  5. [新しいフォルダ] ボタンをクリックして新しいフォルダを作成するか、またはリストから既存のフォルダを選択します。
    フォルダは [ツリー] ビューまたは [リスト] ビューで表示できます。[リスト] ビューには、[検索] オプションが用意されています。
  6. フォルダを選択して、[選択] をクリックします。
  7. 別のサブドメインを使用可能な場合、[追加のサブドメイン] にカンマ区切りで入力します。
  8. [WMS URL] テキスト ボックスに URL を入力します。
    SSA サーバーに信頼されていない SSL 証明書を使用する WMS の HTTPS URL を追加する場合は、対応する認証局のルート証明書または中間証明書を SSA トラスト ストアにインストールする必要があります。Web Map Service の SSL 証明書をインストールする方法の詳細については、「WMS の SSL 証明書のインストール」を参照してください。
    Note: WMS URL は認証が必要な場合と不要な場合があります。
  9. [認証タイプ] ドロップ ダウン リストから認証を選択します。使用できるオプションを以下に示します。
    OptionDescription
    認証なし WMS はセキュリティ保護されていないため、ログインは必要ありません。
    ベーシック認証 WMS はセキュリティで保護されており、ログインして WMS にアクセスするにはユーザ名とパスワードが必要です。
    インラインのクエリ パラメータ WMS はセキュリティで保護されていませんが、WMS URL パラメータの一部としてユーザ名とパスワードが必要です。クエリ・パラメータの名前と値を次のように入力します。
    • ユーザ名クエリ パラメータ
    ユーザ名に対応するパラメータ名を入力します。ログイン、ユーザーID、ログインID など。
    • ユーザ名
    ユーザ名を入力します。
    • パスワード クエリ パラメータ
    パスワードに対応するパラメータ名を入力します。パスワード など。
    • パスワード
    パスワードを入力します。
  10. [確認] ボタンをクリックして、URL の信頼性を確認します。
  11. [使用可能なレイヤ] リストからレイヤを選択します。
    Note: Ctrl ボタンを押すと複数のレイヤを選択できます。
  12. [選択済みレイヤに追加] ボタンをクリックして、選択済みレイヤを [選択済みレイヤ] ボックスに移動します。
  13. ボタンをクリックして、[選択済みレイヤ] ボックスから 1 つまたは複数のレイヤを削除します。
  14. [選択されたレイヤ] リストでレイヤを選択し、[上] および [下] 矢印ボタンをクリックして、リスト内のレイヤを並べ替えます。
  15. 各レイヤの [レイヤ スタイル] ドロップダウン リストからスタイルを選択します。
  16. [座標系] ドロップダウン リストから、座標を選択します。
    Note: WMS でサポートされる座標には、「投影」による座標のほかに「地理的」な座標もあります。地理的座標では、単位として度が使用されており、その代表例の 1 つが epsg:4326 です。Spectrum Spatial™ Analyst で使用されている Mapping Service では、地理的座標に適合する形式のマップは生成されません。こうした不適合は、赤道から北または南へ遠く離れるとより顕著になります。地理的座標を選択するときは、このような制限があることを認識しておいてください。Mapping Service からマップを追加する際、警告メッセージは表示されません。
  17. [マップの取得形式を選択] ドロップダウン リストからイメージ形式を選択します。サポートされるマップの取得形式は、image/png、image/gif、image/jpegまたは image/jpg です。
  18. 以下の使用可能なチェック ボックス オプションからいずれかを選択します。
    OptionDescription
    フィーチャ情報を取得 フィーチャ情報を取得する場合に選択します。
    Note: getFeatureInfo 機能がサポートされていない場合、[フィーチャ情報の取得] チェック ボックスは無効であり、選択できません。
    凡例グラフィックを取得 凡例グラフィックを取得する場合に選択します。
    CORS が有効化されました タイル サーバーで CORS (Cross-origin Resource Sharing) がサポートされているかどうかを確認する場合に選択します。Cross-Origin Resource Sharing (CORS) は、ドメイン間のデータ共有を可能にする W3C 標準仕様です。CORS により、1 つのドメインで実行している Web アプリケーションが他のドメインからのデータにアクセスできるようになります。
    Note: ユーザが WMS を追加する場合、セキュリティで保護されているかどうかにかかわらず、SSA は CORS がサポートされているかどうかを確認します。それによって、[CORS が有効化されました] オプションはデフォルトでオンまたはオフになります。
  19. [保存] ボタンをクリックして WMS 設定を保存します。
  20. 変更内容を保存せずに設定をリセットするには、[リセット] ボタンをクリックします。

以上で、WMS 設定がリストに追加されます。