複数のテーブルの作成

接続の詳細ページで、その接続を使う複数の名前付きテーブルを一括で作成できます。新しい接続を作成してから、名前付きテーブルをすぐに作成したい場合に、この機能は特に便利です。Spectrum Spatial™ Manager では、名前付きテーブルの作成に使うすべてのデータソースを選択し、それらのリポジトリ内での場所を指定する必要があります。ビュー テーブル (接続を使用しない) と XY テーブルを除き、すべてのタイプの名前付きテーブルを作成できます。

名前付きテーブルを一括で作成する場合、Spectrum Spatial™ Manager ではデータソースの名前を新しいテーブルのデフォルト名として使います。シェイプファイルの場合、Spectrum Spatial™ Manager は可能であればシェイプファイルの.dbf ファイルまたは .cpg ファイルから文字セットと座標系を取得して使います。すべての適用可能なデータソースで、可変性がデフォルトで True に設定されます。

名前付きテーブルを一括で作成する際に、すべての階層は保持されます。例えば、London.TAB と Paris.TAB を Europe というフォルダからデータソースとして選択した場合、新しい London および Paris 名前付きテーブルは、指定したリポジトリの場所で Europe というフォルダの下に作成されます。

  1. 接続を選択または作成した後に表示される接続の詳細ページの下部で、[テーブルの作成] をクリックします。
    [テーブルの作成] ページが表示されます。
  2. 1 つ以上のデータソースを選択します (例えば、ファイルベースの接続の場合は .TAB ファイルとシェイプファイルを組み合わせて選択できます)。フォルダ内のすべてのデータソースを選択するには、フォルダそのものを選択します。また、接続そのものを選択すると、接続の下にある全レベルのデータソースをすべて選択できます。
  3. 名前付きテーブルの保存先とするリポジトリ内のフォルダを選択します。
  4. テーブル名の重複を回避したい場合は、[既存のテーブルをスキップ] を選択します。
  5. [テーブルの作成] をクリックします。
    テーブルの作成の結果を示すページが表示され、正しく作成された名前付きテーブル、作成時にエラーが発生したテーブル (例えば、シェイプファイルの .dbf ファイルまたは .cpg ファイルに文字セットや座標系がなかったケースなど)、作成できなかったテーブルの一覧が表示されます。新しいテーブルのパスをクリックすると、その名前付きテーブルの詳細ページに移動し、テーブルの表示や変更を行えます。