接続の編集

Spectrum Spatial™ Manager では、ファイルシステム接続のパスや、JDBC データベース接続の URL やオプションのプロパティを編集できます。ただし、名前付き接続に対する変更権限が必要です。接続のタイプは変更できません (例えば、ファイルシステム接続をデータベース接続に変更することはできません)。編集を行うと、新しいパスまたはデータベース接続 URL を反映して、変更された接続を参照する他のリソースが更新されます (それらに対しても変更権限を持つ場合)。これによって、リソース間の参照と、変更されたリソースに割り当てられている権限が維持されます。

注: FDO および拡張可能なデータ プロバイダ (JDBC 以外のデータベース) の接続は、編集できません。

Spectrum Spatial™ Manager で接続を編集するには

  1. 変更する接続を選択します。
    接続の詳細ページが画面の右側に表示されます。
  2. 詳細ページで、 [編集]をクリックします。
    注: 十分な権限がない場合や、接続のタイプがファイルシステムまたは JDBC でない場合は、このボタンは表示されません。
    [接続の編集] ページが表示されます。
  3. タイプに従って接続を編集します。
    オプション説明
    ファイル システム
    参照ボタン をクリックして、サーバー ファイル システム上でデータソースを格納しているフォルダを変更します。または、[ソース フォルダ] フィールドにフォルダのパス (例えば、C:\data) または UNC パス (例えば、\\localhost\share) を入力します。UNC パスは Windows でサポートされています。
    注: フォルダが見つからない場合は、 管理者に問い合わせてファイルサーバー レベルで制約が設けられていないかどうかを確認してください。このフォルダに対するアクセス権が必要です。「../../../Administration/Users/creatingresourceadmin.html#resource_admin」を参照してください。
    データベース
    1. 必要に応じて、JDBC 接続のデータベースに対する URL を編集します。この URL は、jdbc:subprotocol:subname という形式です。例:
      • Oracle— jdbc:oracle:thin:@oracle.example.com:1521:pbspatial
      • SQL Server—jdbc:sqlserver://sqlserver.example.com:1234;databaseName=pbspatial
      • Postgres/PostGIS—jdbc:postgresql://postgres.example.com:1433/pbspatial
      • SAP HANA—jdbc:sap://saphana.example.com:9876
      • 汎用 JDBC —jdbc:mysql://mysql.example.com:3306/pbspatial
      JDBC 接続の URL 形式固有の情報については、データベースの Web サイトを参照してください。
    2. 必要に応じて、オプションのプロパティ (ユーザ名、パスワード、プロパティ) を編集します。接続文字列に追加できるプロパティ名と値のタイプについては、データベースのドキュメントを参照してください。例えば、プロパティ値 networkProtocol とキー tcp を追加できます。
    3. [テスト] をクリックして、接続が有効であることを確認します。
  4. [保存] をクリックします。

    確認ダイアログが開き、その接続の変更によって影響を受ける可能性がある他のリソースに関する情報が表示されます。リンクをクリックして、関連するリソースを新しいタブで開き、編集を続行するかどうか判断することができます。

  5. [保存] をクリックします。
    変更された接続の詳細ページが表示されます。