Feature Service 設定の管理

Feature Service を使用すると、空間データベースを検索できます。Feature Service では、基盤となるデータ プロバイダにかかわらずコンテンツのクエリを行える、一連の一般的な操作を実行できます。Feature Service は、Spectrum Spatial™ Manager ユーティリティを使用して設定および管理します。詳細については、『Spectrum Spatial ガイド』の「サービス」セクションのFeature Serviceを参照してください。

Spectrum Spatial™ Manager[サービス] > [フィーチャー] を選択して、Feature サービス設定を表示します。[設定] 画面で [編集] をクリックして、Feature Service 設定を編集します。

MaximumFeatures
1 回のレスポンスで取得できるフィーチャの最大数。定義されたフィーチャの最大数を超えるフィーチャを返すリクエストは、例外をスローします。デフォルト値は 1000 フィーチャです。デフォルト値よりも何倍も大きい数をこの値に設定できますが、そうするとメモリと処理に悪影響が及びます。このような場合には、ビュー テーブルを作成するなど、別のアプローチを検討してください。別のアプローチが実現可能でない場合は、テクニカル サポートに問い合わせて、大きなリクエスト ペイロードを処理できるようにシステムを設定するための支援を要請してください。
重要: テーブルの空間アグリゲーションが有効になっている場合は、フィーチャーの最大数を 10,000 レコードに増やす必要があります。クライアント側のマップのズーム レベル、空間的広がり、集約すべきフィーチャーの空間分布によっては、集約されたフィーチャーが 1000 個以上返されることがあるからです。

Feature Service 設定に行った変更内容は、自動的に読み込まれます。

注: Feature Service 設定ファイル FeatureConfiguration は事前設定されており、ルート リポジトリの下の Configuration ディレクトリに配置されています。例えば、デフォルトのインストールでは、Feature サービス設定ファイルが http://<server>:port/RepositoryService/repository/default/Configuration/FeatureConfiguration に配置されます。WebFolders などの WebDAV ツールを使用して、リポジトリからこの設定ファイルをコピーし、変更したファイルをアップロードすることができますが、このファイルの手動編集は、Spectrum Spatial™ Manager (v10.1) の現行バージョンではサポートされていない機能を必要とする上級ユーザのみが行ってください。手動で編集した設定ファイルを Spectrum Spatial™ Manager で使用すると、予期せぬ結果を招く恐れがあります。