Mapping Service 設定の管理

Mapping Service は、Mapping Service のレンダリング、主題図、オーバーレイ、および変換を実行するための簡易インターフェイスを備えています。頻繁に使用する単純な操作と、より高いレベルのカスタマイズを必要とする複雑な操作の両方を提供します。Mapping Service は、Spectrum Spatial™ Manager を使用して設定および管理します。詳細については、『Spectrum Spatial ガイド』の「サービス」セクションのMapping Serviceを参照してください。

Mapping Service 設定を表示するには、Spectrum Spatial™ Manager[サービス] > [マッピング] を選択します。[設定] 画面で [編集] をクリックして、Mapping Service 設定を編集します。

イメージのディレクトリ
マップ イメージを配置する一時的なキャッシュ ディレクトリ。Mapping Service の SOAP リクエスト中に、リクエストの returnImage が false に設定されている場合に使用されます。(このディレクトリに対するアクセス権が必要です)。
重要: 既にファイルやディレクトリを含むイメージ ディレクトリを使用するようにこの設定を変更する場合は、キャッシュ ディレクトリの性質上、それらのファイルやディレクトリは削除されることに注意してください。
アクセス ベース URL
イメージ ディレクトリ の URL の場所。通常は、http://hostname:port/rest/Spatial/MappingService/internal/imageCache です。これによって、HTTP GET を使用してマップ イメージを取得できます。
イメージの有効期限
キャッシュから削除するようイメージ ファイルがタグ付けされるまでの待ち時間 (秒単位)。
イメージ ディレクトリをスキャンして期限切れのイメージを確認する間隔
有効期限切れのイメージがないか、サービスがイメージ キャッシュをスキャンする間隔 (秒単位)。

Mapping Service 設定に行った変更内容は、自動的に読み込まれます。

注: Mapping Service 設定ファイル MappingConfiguration は事前設定されており、ルート リポジトリの下の Configuration ディレクトリに配置されます。例えば、デフォルトのインストールでは、Mapping Service 設定ファイルが http://hostname:port/RepositoryService/repository/default/Configuration/MappingConfiguration に配置されます。WebFolders などの WebDAV ツールを使用して、リポジトリからこの設定ファイルをコピーし、変更したファイルをアップロードすることができますが、このファイルの手動編集は、Spectrum Spatial™ Manager (v10.1) の現行バージョンではサポートされていない機能を必要とする上級ユーザのみが行ってください。手動で編集した設定ファイルを Spectrum Spatial™ Manager で使用すると、予期せぬ結果を招く恐れがあります。