セキュリティの管理
Spectrum Spatial のセキュリティは、Spectrum™ Technology Platform から適用される役割ベースのセキュリティとシームレスに統合されています。管理者 (admin) は、Spectrum Management Console ではユーザと役割の両方を管理し、Spectrum Spatial™ Manager では Spectrum Spatial の名前付きリソースに権限を割り当て、それらを管理します。
- Management Console は、Spectrum™ Technology Platform と同時にインストールされ、ユーザと役割の作成および役割へのユーザの割り当てを行います。定義済みの役割を Spectrum Spatial へのアクセスに使用するか、admin が新しい役割を作成することができます。admin は、Spectrum を設定してユーザと役割の管理を AD/LDAP に統合し、シングル サインオン (SSO) のサポートを設定することもできます。
- Spectrum Spatial™ Manager は、Spatial モジュールと同時にインストールされ、Spectrum Spatial を通じてアクセスされるデータに対してアクセス制御リスト (ACL) と呼ばれる権限を設定します。管理者 (admin または spatial-admin) は、データを表示する (マップ、レイヤ、テーブルをレンダリングしたりクエリする) 権限、テーブル内のデータを編集する権限、または Spectrum Spatial を管理する権限をユーザまたは役割に付与できます。権限は、Spectrum Spatial™ Analyst、Spectrum Spatial™ Manager、Map Uploader ユーティリティ、サービス API へのダイレクト アクセスなどのすべての Spectrum Spatial のクライアントに適用されます。
開発者は、Spectrum Spatial REST API を使用してセキュリティをアプリケーション経由で管理します。
アナリストは、データを Spectrum Spatial™ Analyst に表示できます。この Web マッピング クライアントは、Spectrum Spatial サービスと連携して動作し、その管理には Spectrum Spatial™ Manager を使用します。これにはゲスト アカウントを使用するゲスト アクセスの機能があります。
詳細な参照先:
- Technology Platform のセキュリティでは、セキュリティの全体像とユーザおよび役割の管理について説明します。
- Spatial のセキュリティでは、Spectrum Spatial から追加される定義済みの役割と、付与される権限の種類について説明します。
- Spatial Analyst のセキュリティでは、マップ プロジェクトのゲスト アクセスと権限の管理について説明します。