tile
説明
指定された入力パラメータに基づいて Map Tiling Service から生成されたマップ タイルを返します。
HTTP GET URL 形式
HTTP GET リクエストには次の形式を使用します。
HTTP GET /{mapname}/{level}/{x}:{y}/tile.{image type}
パラメータ
以下のパラメータのタイプについては、リクエスト URL のデータ タイプを参照してください。
パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
---|---|---|---|
マップ名 | 文字列 | はい | タイルの生成元とする名前付きタイルの名前。リポジトリ内の名前付きタイルの場所を指定する必要があります。 |
level | Integer | はい |
取得するタイルのズーム レベルを指定します。レベルは、マップ イメージがどれくらい地球に近いかを示します。レベル 1 は最も広域で、マップ全体が描画される 1 個のタイルで構成されます。レベル 2 は、横 2 列、縦 2 行の 4 個のタイルで構成されます。各タイルはマップ全体の 4 分の 1 です。レベル 3 は、横 4 列、縦 4 行の 16 個のタイルで構成されます。指定されるレベルが高ければ高いほど、マップ イメージは地球に近く見えます。例えば、レベル 1 から 3 は通常、地球または半球規模の詳細度、レベル 4 から 15 は国、州、県、大都市規模の詳細度、15 より上は通りレベルのビューです。 各レベルで実際に表示される内容は、Map Tiling Service に発行される名前付きマップによって異なります。例えば、ニューヨーク、トロント、ロンドンなどのマップを発行した場合、レベル 1 でも通りレベルのマップになり、レベルを高くするとさらに詳細になります。 このパラメータは、名前付きマップの minLevel 値以上、maxLevel 値以下の値に設定する必要があります。 |
x | Integer | はい | 指定された level パラメータに基づいて、タイルの列を指定します。 |
y | Integer | はい | 指定された level パラメータに基づいて、タイルの行を指定します。 |
.{image type} | Image Mime | はい | レスポンスのイメージ フォーマットを指定します (gif、jpeg、jpg、mvt、または png)。 |
戻り値
マップ イメージ。
次のいずれかの条件に一致すると、JSON エラーが返されます。
- mapname パラメータが指定されていない。
- 指定した名前が、Tiling Service で使用できる名前付きマップではない。
- level パラメータが、指定したマップのメタデータに定義されている minlevel より小さい。
- level パラメータが、指定したマップのメタデータに定義されている maxlevel より大きい。
- x パラメータが 1 より小さい。
- x パラメータが、そのレベルでマップに指定可能な値より大きい。
- y パラメータが 1 より小さい。
- y パラメータが、そのレベルでマップに指定可能な値より大きい。
例
http://<server>:<port>/rest/Spatial/MapTilingService/Samples/NamedTiles/WorldTile/2/1:1/tile.png
次の例は、レスポンスで返されるイメージ出力を示します。