DescribeFeatureType

DescribeFeatureType リクエストを使用して、OGC Web Feature Service (WFS) によってサービスが提供されるフィーチャーのスキーマの記述を取得します。スキーマの記述では、入力時にフィーチャーのインスタンスで想定されているエンコード (記述) 方法、およびフィーチャーのインスタンスが出力で生成される方法について記述します。WFS はリクエストに応じて、提供可能な任意のフィーチャー タイプの構造を示すことができます。サービスは返される GetCapabilities に基づき、特定のフィーチャー タイプ (コンテンツ) のメタデータ (記述) を返します。

POST リクエスト

以下の例では、DescribeFeatureType メソッドを呼び出して、World というフィーチャー タイプの記述を取得します。レスポンスは XML スキーマです。リクエスト スキーマは、次の XML スキーマ定義によって定義されます。


<xsd:elementname="DescribeFeatureType" type="wfs:DescribeFeatureTypeType"/>
<xsd:complexTypename="DescribeFeatureTypeType">
    <xsd:sequence>
        <xsd:elementname="TypeName" type="xsd:QName" minOccurs="0"
        maxOccurs="unbounded"/>
    </xsd:sequence> 
    <xsd:attributename="version" type="xsd:string"use="required"/>
    <xsd:attributename="service"
        type="xsd:string"use="required" fixed="WFS"/>
    <xsd:attributename="outputFormat"
        type="xsd:string"use="optional" default="text/xml; subtype=gml/3.1.1"/>
</xsd:complexType>

GET リクエスト

GET リクエストには以下の要素が含まれます。

入力 必須 説明
SERVICE=WFS はい WFS に固定されます。
VERSION はい 2.0.2 に固定されます。これは、このリリースで実装されている Web Feature Service 規格のバージョンです (1.0.0、1.1.0、2.0.0、または 2.0.2)。
REQUEST=DescribeFeatureType はい フィーチャー タイプの記述の操作のために、DescribeFeatureType を設定します。
OUTPUTFORMAT いいえ バージョンによって、以下のようになります。
  • 1.0.0 の場合、デフォルトは text/xml; subtype=gml/2.1.2 です。
  • 1.1.0 の場合、デフォルトは text/xml; subtype=gml/3.1.1 です。
  • 2.0.0 および 2.0.2 の場合、デフォルトは application/gml+xml;version=3.2 です。
TYPENAME はい フィーチャー タイプのコンマ区切りのリスト。値が指定されていない場合、すべてのフィーチャー タイプとして解釈されます。

例:


http://<server>:<port>/rest/Spatial/WFS?SERVICE=WFS&ACCEPTVERSIONS=1.1,1.0.0&REQUEST=DescribeFeatureType&TYPENAME=World