ProportionAvg

説明

値の集合の平均を計算し、2 つのジオメトリ オブジェクトの比率に基づいて調整します。

構文

ProportionAvg ( n, value_geometry, reference_geometry )

引数

n は数値式です。

value_geometry はジオメトリ式です。

reference_geometry はジオメトリ式です。

例

2 つのジオメトリ値 (1 つは MI_Box を使用するエンベロープ、もう 1 つはジオメトリ オブジェクトで渡します) の間の比例平均を返します。

select ProportionAvg(1, obj, MI_Box(-104.493426, 39.399710, -101.282362, 41.474182, 'epsg:4269')) as ProportionAvg from states

コメント

ProportionAvg は集計関数であり、集計を行う Select 文でのみ使用できます。n、value_geometry、または reference_geometry が Null 値の場合は無視されます。集合が Null 値だけの場合は、Null 値が返されます。

ジオメトリに重なりがないインスタンスについても、行は平均計算に使用されます。

n に比率を掛けた値を集計し、平均を計算します。比率は、value_geometry と reference_geometry の重なっている部分の面積を value_geometry の面積で割ることによって求められます。

ProportionAvg 集計関数は次の式に置き換えることができます。

Avg (n * AreaOverlap(value_geometry, reference_geometry)) / Area(value_geometry)) 

AreaOverlap(value_geometry, reference_geometry)) は、Area(Intersection(value_geometry, reference_geometry)) とも表現されます。

value_geometry の座標系が非地球である場合は、カルテシアン面積計算が実行されます。