SCALE

SCALE を使用すると、複数のポイント ジオメトリをグリッド内の単一のポイントに集計できます。MI SQL クエリ言語は、クエリに含まれる集約関数がデータ ソース レベルでネイティブ サポートされる場合のみ、SCALE 句をサポートします。SCALE ベースの集約は、ポイント ジオメトリ機能でのみ有効となり、現在のところ、MS SQL Server でしか使えません。マップ上の大規模なデータを集約する場合は、Spectrum Spatial におけるデータテーブルの投影法とクライアント マップの投影法を一致させてください。SCALE の測定単位は、メートルまたはピクセルです。

例:

SELECT <AGGREGATION_METHOD>(<COLUMN_NAME>) FROM <NAMED_TABLE> SCALE 10000

説明:

  • AGGREGATION_METHOD は MI SQL の有効な集約メソッドの 1 つです。
    • Avg
    • 個数
    • 合計
    • 最小
    • 最大
    • MI_AggregateCentroid
    • MI_AggregateEnvelope
  • COLUMN_NAME は、テーブルの有効な列です。列のタイプは数値でなければなりません。
  • NAMED_TABLE は、クエリのデータ ソースで、名前付きテーブル形式です。

SCALE 句は集約検索エンジン (REST の Search By SQL) と以下の集約関数 (サポート対象のすべての SQL Server データベースでジオメトリと XY 列に対応) でサポートされています。

SELECT MI_AggregateCentroid(SP_GEOMETRY), Count(*) as feature_count FROM 
"/LargePoints" GROUP BY STABB SCALE 19568 ORDER BY feature_count0
SELECT MI_AggregateEnvelope(SP_GEOMETRY), Count(STABB) FROM 
\"/NamedTables/SQLServer2012/Geohash/GeohashUSPOI\" SCALE 10000
SELECT MI_AggregateCentroid(Obj), Count(STABB), STABB FROM 
\"/NamedTables/SQLServer2014/Geohash/GeohashUSPOI_XY\" GROUP BY STABB 
SCALE 10000 ORDER BY STABB LIMIT 4 OFFSET 40