CORS の有効化
Cross-Origin Resource Sharing (CORS) は、ドメイン間のデータ共有を可能にする W3C 標準仕様です。CORS により、1 つのドメインで実行している Web アプリケーションが他のドメインからのデータにアクセスできるようになります。Spectrum™ Technology Platform サーバー上で CORS を有効にすることで、他のドメインでホストされている Web アプリケーションに Spectrum™ Technology Platform Web サービスへのアクセスを許可できます。
例えば、webapp.example.com でホストされている Web アプリケーションがあるとします。この Web アプリケーションには、spectrum.example.com でホストされている Spectrum™ Technology Platform Web サービスを呼び出す JavaScript 関数が含まれています。CORS がない場合は、プロキシ サーバーを使用してこの要求を処理する必要があり、それによって実装は複雑になります。CORS があれば、プロキシ サーバーは必要ありません。webapp.example.com を "allowed origin" (許可された生成元) として指定することで、Spectrum™ Technology Platform がドメイン webapp.example.com からの Web サービス要求に応答することを許可します。
Spectrum™ Technology Platform サーバー上で CORS を有効にするには