関連性の作成操作

関連性の作成操作により、Data Hub モデル内の 2 つのエンティティ間に新しい関連性が追加されます。Data Hub モデルには関連性メタデータが既に存在している必要があります。

HTTP PUT URL 形式

このリクエストは次のように指定します。Spectrum サーバーは HTTP と HTTPS の両方をサポートしています。

PUT http://server_name:port/rest/DataHub/operations/modelName/relationships/relationshipLabel?query_parameters

URL パス要素

modelName: Data Hub モデルの名前。
relationshipLabel: モデル内にある 2 つのエンティティを接続する関連性ラベルの名前。

クエリパラメータ


パラメータ	タイプ	必須	説明
sourceID	string	はい	関連性をつなげるエンティティのソース ID。このパラメータは entityType:entityLabel 値のペアを指定します。
targetID	string	はい	関連性をつなげるエンティティのターゲット ID。このパラメータは entityType:entityLabel 値のペアを指定します。
uniqueID	string	いいえ	2 つのエンティティを接続する関連性がモデル内に複数あってそれらが同じラベルを持つ場合に、関連性を識別する値。

URL PUT 本文のフォーマット

Content-Type:application/json {Property Name-Value Pairs}

オプションで、既存のプロパティのプロパティ名と値のペアを次の形式で指定することができます。プロパティは、NULL または空の値が含まれている場合には作成されません。プロパティ名のペアは次のように書式設定されます。

{
    "Property1":"Value1",
    "Property2":"Value2",
    ...
}

応答

操作が成功するとステータスコード "200 OK" を返します。操作が失敗するとステータスコード 500 (エラー) を返します。

JSON レスポンスによる関連性の作成

次のリクエストは、2 つの person (人物) エンティティ間に "911" モデルの Roomate (同室者) 関連性ラベルを作成し、"Date" および "Rank" の各プロパティを追加します。

PUT http://localhost:8080/rest/DataHub/operations/911/relationships/Roomate?sourceID=Person:Ahmed%20al-Haznawi&targetID=Person:Ziad%20Jarrah

本文:

{
    "Date":1275782400000,
    "Rank":"0"
}

レスポンス:

{
     "success":"200 OK"
}

注: 日付、時刻、日時のプロパティ値は、リクエストとレスポンスのどちらでも、long データタイプ形式の UNIX エポック時間の値です。

同じラベルを持つ関連性の作成

次のリクエストは、2 つの person (人物) エンティティ間の関連性 ID が "4" である Roomate (同室者) 関連性ラベルを "911" モデルに作成します。

PUT http://localhost:8080/rest/DataHub/operations/911/relationships/Roomate?sourceID=Person:Ahmed%20al-Haznawi&targetID=Person:Ziad%20Jarrah&uniqueID=4