入力データのパラメータ

Get Travel Cost Matrix への入力は、緯度/経度の座標で表された一連の始点と終点です。また、ユーザ定義フィールドを含めることもできます。

入力する始点と終点の順番によって、応答の順番が決まります。例えば、要求で 2 つの始点と 2 つの終点を指定した場合、応答に含まれる順番は、S1 から E1、S1 から E2、S2 から E1、S2 から E2 となります (S は始点、E は終点を表します)。

注: Get Travel Cost Matrix は、Web サービスとしてのみ利用可能です。Java、C++、C、.NET、または COM API を介して Get Travel Cost Matrix を利用することはできません。
表 1. Get Travel Cost Matrix 入力

パラメータ

説明

Latitude

始点または終点の緯度。CoordinateFormat オプションで選択されたフォーマットを使って緯度を指定します。

Longitude

始点または終点の経度。CoordinateFormat オプションで選択されたフォーマットを使って経度を指定します。

ID

ポイントに割り当てる識別子。ポイントを表す英数字の ID を指定します。この ID は、出力の [StartPointID] フィールドまたは [EndPointID] フィールドに対応します。

TollRoad この機能では、ルートに有料道路を含めるかどうかを指定できます。これは Boolean 型のパラメータです。デフォルト値は False です。TollRoad の値を True に設定した場合、レスポンスには有料道路が一切含まれていないルートが格納されます。TollRoad の値が False に設定されている場合、ルートには有料道路が含まれます。

MatrixTransientUpdate

一時更新の更新タイプを含むスキーマです。一時更新は、特定の要求にのみ適用される更新です。一時更新は永続更新に似ていますが、一時更新は特定の要求のみに対応し、永続更新はすべての要求に対応しています。ポイントの速度、セグメント ID、または道路クラスを設定できるだけでなく、セグメント (セグメント ID で指定) の道路クラスを更新できます。

一時更新のオプションと例は、../GetTravelCostMatrix/GetTravelCostMatrix_TransientOptions.ditaを参照してください。