オプション

Global Address Validation は、デフォルト オプション設定に従って住所検証の処理方法を定義します。

表 1. Global Addressing オプション
オプション名 国のサポート 説明
Global Addressing オプション 米国を除くすべての国 グローバルな住所処理固有のオプション。
都市へのフォールバック All 通りレベルのマッチングが見つからない場合は、入力された都市に基づいてマッチ候補が決定されます。
カスタム マッチ フィールド All これらのオプションは、マッチ候補を決定するためのカスタム マッチ条件を設定します。これらのオプションを有効にするには、[マッチ モード][カスタム] に設定する必要があります。デフォルトでは、これらのオプションは無効です。
住所番号
入力住所番号が一致する必要があります。
Street
入力通り名、タイプ、方位記号の各フィールドが一致する必要があります。
City
入力住所の都市が一致する必要があります。
都市の下位区分
入力住所の都市の下位区分が一致する必要があります。
州/省
入力住所の州または省が一致する必要があります。
州/省の下位区分
入力住所の州または省の下位区分が一致する必要があります。
郵便番号
入力住所の郵便番号が一致する必要があります。
データベース All 住所処理に使用するデータベース。Management Console の [データベース リソース] パネルで定義されたデータベースのみが使用可能です。
デフォルトの国 All 住所処理のデフォルトの国。
入力住所が国情報を含まない場合に、コーディングのパフォーマンスを向上させるには、Global Address Validation ステージの追加インスタンスを予備のステージとして設定し、入力住所の国コードの処理と抽出を行います。
  1. Global Address Validation ステージの追加のインスタンスをデータフローの予備 (1 番目の) ステージとして設定します。

    予備ステージに、"Identify Country" などのユニークなラベルを付与します。

    予備ステージのデフォルト国に "World" を指定します。

    予備ステージは、使用可能な入力住所の要素と、("World" をデフォルト国に選択すると使用可能になる) その他のデータ ソースにより、国コードを判定します。予備ステージからの "国コードの処理済み" 出力は、データフローの次のステップで入力になります。

  2. データフローの次のステップとして、住所は、適切な (予備ステージで抽出された) 国コードとともに 2 番目の Global Address Validation ステージを通じて送信され、通り/家/敷地レベルに至るまで検証されます。
マッチ モード All マッチ モードにより、入力住所と参照データとの間のマッチングに適用される柔軟性が決まります。入力の品質と求める出力の品質に応じて、以下のいずれかのマッチ モードを選択します。
完全一致
非常に厳格な一致。制限の厳しいこのモードでは、生成される一致候補が最も少なくなります。このモードを使用する際には、入力に綴りの間違いや不完全な住所などの問題がないことを確認してください。
緩和
緩い一致。このモードでは、最も多くの一致候補が生成され、より多くのマッチ結果が得られます。入力に綴りの間違いや不完全な住所などの問題がないと確信できない場合は、このモードを使用します。
カスタム
カスタムの一致。[カスタム マッチング フィールド] を選択することによって、マッチング条件を定義できます。
郵便番号へのフォールバック All 通りレベルのマッチングが見つからない場合は、入力された郵便番号に基づいてマッチ候補が決定されます。
通りよりも私書箱を優先

CAN

FRA

GBR

入力 PO Box とのマッチングを、入力された通りとのマッチングよりも優先します。デフォルトは無効です。
都市名よりも郵便番号を優先 AUS 入力郵便番号とのマッチングを、入力都市とのマッチングよりも優先します。デフォルトは無効です。

表 2. 米国住所処理オプション
オプション名 説明
米国住所処理オプション 米国の住所処理固有のオプションを指定します。
住所 差出人の住所。この情報は、USPS Form 3553 (CASS Summary Report) のセクション D ボックス 3 に表示されます。
住所 2 差出人の住所の追加の住所行は、USPS Form 3553 (CASS Summary Report) のセクション D ボックス 3 に表示されます。
住所 3 差出人の住所の追加の住所行は、USPS Form 3553 (CASS Summary Report) のセクション D ボックス 3 に表示されます。
住所 4 差出人の住所の追加の住所行は、USPS Form 3553 (CASS Summary Report) のセクション D ボックス 3 に表示されます。
すべてのストリートをマッチング All Street Matching (ASM) 処理を実行します。ASM は、追加のマッチング ロジックを適用することにより、通り名の誤りを修正し、マッチを検索します。例えば、入力で通りの最初の文字の綴りに誤りがあったり、欠落している場合、ASM は該当する地方のすべての通り名を検索して、入力住所を見つけます。ASM は、最良の住所検証結果を提供しますが、パフォーマンスは低下する場合があります。ASM 処理は、米国住所にのみ適用されます。
都市名の省略形を割り当てる ラベルの行で、省略形の都市名を返します。
経路コードの加工行の割り当て 経路コードの加工行 (eLOT) を割り当てます。デフォルトは無効です。
CASS フラグ United States Postal Service (USPS) CASS 認定モードで処理します。
注: 米国以外の場所で Global Address Validation の米国の住所処理を実行する場合は、Delivery Point Validation (DPV)、LACSLink、SuiteLink、および Residential Delivery Indicator (RDI) のオプションを無効にする必要があります。USPS CASS 認定モードで実行することはできません。
CASS メーラー情報 USPS Form 3553 (CASS Summary Report) に表示される差出人の名前と住所。DPV を実行する場合、この情報は必須です。DPV を実行しない場合、この情報はオプションです。
都市の行 差出人の都市、州、郵便番号情報は、USPS Form 3553 (CASS Summary Report) のセクション D ボックス 3 に表示されます。
Commercial Mail Receiving Agency (CMRA: 民間私書箱) Commercial Mail Receiving Agency (CMRA: 民間私書箱) 処理を実行します。個人や企業に対する民間企業による郵便受けのレンタル サービスが Commercial Mail Receiving Agency (CMRA: 民間私書箱) です。デフォルトは無効です。
セカンダリを PMB に変換 以下の場合に、セカンダリ情報を私設私書箱 (PMB) に変換します。
  • 返された ZIP + 4 住所にセカンダリの番号が存在する。
  • セカンダリの番号の DPV 確認が行われない。
  • プライマリの番号 (またはその他のセカンダリの番号) が Commercial Mail Receiving Agency (CMRA: 民間私書箱) と確認される。
  • 未確認のユニット指定子がシャープ記号 (#) ではない。
    注: この処理は、プライマリ住所が CMRA に対応する場合にのみ適用されます。
Delivery Point Validation Delivery Point Validation (DPV) 処理を実行します。USPS CASS の規則では、DPV 処理が必須となっています。DPV 処理を実行しない場合、Global Address Validation は USPS Form 3553 (CASS Summary Report) を生成しません。デフォルトは無効です。
注: DPV が無効な場合、すべての DPV オプションも無効になり、グレー表示されます。
注: 米国以外の場所で Global Address Validation の米国の住所処理を実行する場合は、Delivery Point Validation (DPV) オプションを無効にする必要があります。USPS CASS 認定モードで実行することはできません。
はみ出し行を連結しない 1 単語の行を住所行に連結しない場合は、[はみ出し行を連結しない] チェックボックスをオンにします。
# で始まる行を連結しない # で始まる行を既存の住所行に連結しない場合は、[# で始まる行を連結しない] チェックボックスをオンにします。
都市の下位区分を特定しない 都市化名 (Puerto Rico) 処理を実行しない場合は、[都市の下位区分を特定しない] チェックボックスをオンにします。
企業名を特定しない 企業名処理を実行しない場合は、[企業名を特定しない] チェックボックスをオンにします。
最終行を特定しない 最終行 (都市、州、郵便番号) 処理を実行しない場合は、[最終行を特定しない] チェックボックスをオンにします。
セカンダリまたは PMB を結合しない 分離されたセカンド ユニットと PMB 情報を結合しない場合は、[セカンダリまたは PMB を結合しない] チェックボックスをオンにします。
ピリオド (.) を有効な文字として認識しない ピリオドを有効な文字として認識しない場合 (住所行をスキャンする前にピリオドを削除する必要がある場合)、[ピリオド (.) を有効な文字として認識しない] チェックボックスをオンにします。
配達不可能な住所 DPV の配達不可能な住所 (DNA) 処理を実行します。DNA テーブルを使用して、地方配送路/幹線請負契約路 (HCR)、長い私道、ゲーテッド コミュニティなど、配達者が郵便物を玄関口まで配達できない配達住所や、住宅/建物に物理的にアクセスできない配達住所を特定します。適切な DNA コードを出力に返します。デフォルトは無効です。
二重の住所 入力ファイルに二重の住所 (1 つは従来の住所、もう 1 つは私書箱の住所を含む住所) が含まれている場合、このフィールドは住所の処理およびマッチングで使用する順序を決定します。選択された住所が有効な場合、処理は停止します。選択された住所を検証できなかった場合、処理では 2 つ目の住所のコーディングが試みられます。
  • 都市および郵便番号より上マッチング処理では、住所の最後の行に近い住所行が最も優先されます。最後の行より上の住所行はマッチングに使用されません。デフォルト
  • 1 行目を優先マッチング処理では、二重の住所の 1 行目が最も優先されます。
  • >2 行目を優先マッチング処理では、二重の住所の 2 行目が最も優先されます。
  • 従来の住所を優先マッチング処理では、従来の住所が最も優先されます。
  • 私書箱を優先マッチング処理では、私書箱が最も優先されます。
  • 最初の有効な住所が優先されますマッチング処理では、(住所行 1、住所行 2 の順で) 最初の有効な住所が最も優先されます。
    注: 単一行に二重の住所が含まれており、CASS フラグが有効な場合、以下の順で USPS 住所タイプの優先順位が使用されます。
    1. PO Box
    2. Firm
    3. Highrise
    4. Street
    5. Rural Route
    6. General Delivery
早期警告システム 早期警告システム (EWS) 処理を実行します。早期警告システム (EWS) 処理を実行します。現在使用されているが、ZIP + 4 ファイルにはまだ含まれていない新しい住所の情報を USPS 早期警告システム (EWS) で見つけることができます。USPS では、すべての CASS 認定ソフトウェアが、最新の ZIP + 4 ファイルに見つからない住所を USPS EWS ファイルで検証することを要求しています。住所が EWS ファイルに見つかった場合、その住所は最新の ZIP + 4 ファイル内の類似の住所にはマッチングされません。代わりに、ZIP + 4 ファイルが更新されて USPS EWS ファイルの正しい住所が反映されるまで、入力住所は失敗となり、コーディングされません。デフォルトは無効です。
LACSLink LACSLink (Locatable Address Conversion System) 処理を実行します。USPS CASS の規則では、LACSLink 処理が必須となっています。LACSLink 処理を実行しない場合、Global Address Validation は USPS Form 3553 (CASS Summary Report) を生成しません。デフォルトは無効です。
注: 米国以外の場所で Global Address Validation の米国の住所処理を実行する場合は、LACSLink オプションを無効にする必要があります。USPS CASS 認定モードで実行することはできません。
ログ レベル ログに記録するメッセージのレベル。
  • メッセージなし。
  • 深刻なメッセージ
  • エラー メッセージ
  • 警告メッセージ
  • 情報メッセージ
  • デバッグ メッセージ
複数住所行の処理 複数住所行の処理に固有のオプションです。返される住所行の形式を指定するには、3 つのオプションを選択します (返される行それぞれについて 1 つと、特別オプションが 1 つ)。
名前 USPS Form 3553 (CASS Summary Report) のセクション D ボックス 3 に表示される差出人の名前。
No-Stat DPV No-Stat 処理を実行します。No-Stat テーブルを使用して、コンピュータによる配達順序 (CDS) 前処理の対象とならない荷物を特定します。適切な No-Stat コードを出力に返します。デフォルトは無効です。
安全でない場所 DPV の安全でない場所 (NSL) 処理を実行します。NSL テーブルを使用して、安全ではない配達先を特定します。例えば、配達者が玄関に来ることはできるが、セキュリティ上の懸念があるため荷物を置くことができないような場合です。特定の曜日に営業していない、あるいは郵便受取人がいない場所 (店舗など) についての NSL 指定アラートが差出人に表示されます。NSL の結果を出力に返します。デフォルトは無効です。
通りの住所として使用する私書箱 DPV の私書箱(PBSA) 処理を実行します。PBSA 住所は、USPS の私書箱を表す通りの住所です。PBSA テーブルを使用して、PBSA 住所を特定します。PBSA の結果を出力に返します。デフォルトは無効です。
処理モード 目的の処理モードを定義します。
  • インタラクティブ モードの場合、I の値を指定します。これにより、レコード入力が、ランダムかつ、1 つずつ行われます。パフォーマンス キャッシュは有効になりません。
  • バッチ モードの場合、デフォルト値の B を指定します。内部キャッシュが有効になり、パフォーマンスが向上します。バッチ モードでは、PostalCode (ZIP Code) が連続している入力が行われる場合に、パフォーマンスが最適化されます。

このオプションは、Web サービス API を使用している場合にのみ利用可能です。

R777 配達可能
配達ルート コード R777 の住所は疑似ルートであり、通り配達に使用できません。ただし、これらの住所には USPS による ZIP + 4 コードが割り当てられているため、これらの住所は配達可能と判定されます。配達ルート コード R777 の住所を配達可能と判定したくない場合は、このオプションを無効にすると、住所に対して以下の処理が行われます。
  • ZIP + 4 コードは割り当てられません。
  • 住所は USPS Form 3553 (CASS Summary Report) から除外されます。
  • DPV 補足コードとして R7 が返されます。
ノイズ文字の削除 ノイズ文字を削除します (不要な句読文字や空白など)。
Residential Delivery Indicator Residential Delivery Indicator (RDI) 処理を実行します。デフォルトは無効です。
注: 米国以外の場所で Global Address Validation の米国の住所処理を実行する場合は、Residential Delivery Indicator (RDI) オプションを無効にする必要があります。USPS CASS 認定モードで実行することはできません。
通りのエイリアスを返す ラベルの行で、通りのエイリアス名を返します。通りのエイリアス名とは通りに対する別名で、一連の ZIP + 4 コード レベルで維持されます。
  • 入力エイリアスまたはベースを返す入力住所がエイリアスに一致する場合は、エイリアスを返します。入力住所が基本住所に一致するが、優先エイリアスが存在する場合は、優先エイリアスを返します。入力住所が基本住所に一致し、優先エイリアスが存在しない場合は、基本住所を返します。
  • 優先エイリアスまたはベースを返す優先エイリアスが存在する場合は、優先エイリアスを返します。それ以外の場合は、基本の通りを返します。
  • 優先エイリアス、省略形エイリアス、入力エイリアス、またはベースを返す優先エイリアスを返します。優先エイリアスが存在しない場合は、省略形エイリアスを返します。省略形エイリアスまたは優先エイリアスが存在しないが、他のタイプのエイリアスが入力されている場合は、入力エイリアスを返します。これらのいずれのシナリオも該当しない場合は、基本通り名を返します。
  • 優先エイリアス、省略形エイリアス、またはベースを返す優先エイリアスが存在する場合は、優先エイリアスを返します。優先エイリアスが存在しない場合は、省略形エイリアスを返します。いずれも存在しない場合は、基本の通り名を返します。
  • 省略形エイリアス、優先エイリアス、入力エイリアス、またはベースを返す省略形エイリアスを返します。省略形エイリアスが存在しない場合は、優先エイリアスを返します。省略形エイリアスまたは優先エイリアスが存在しないが、他のタイプのエイリアスが入力されている場合は、入力エイリアスを返します。エイリアスが存在しない場合は、基本の通り名を返します。
  • 省略形エイリアス、優先エイリアス、またはベースを返す省略形エイリアスを返します。省略形エイリアスが存在しない場合は、優先エイリアスを返します。いずれも存在しない場合は、基本の通り名のみを返します。
入力企業を返す 入力企業を返します。
行 1 を返す 返される行 1 の形式を指定します。
  • 一番上にある有効な行を返します。
  • 一番上にある企業行を返します。
  • 都市行より上にある最初の有効な行を返します。
  • 都市行より上にある最初の通りの住所行を返します。
  • 都市行より上にある私書箱または RR/HC 行を返します。
  • 一番上にある最良の通りまたは私書箱行を返します。見つからない場合は、一番上にある企業行または地方配送路行を返します。[行 1 を返す] でこのオプションを選択すると、処理では、次の順で上から下に選択されます。
    1. 最初の私書箱行または完全な住所。
    2. 範囲があるが接尾語のない最初の通り行。
    3. 接尾語があるが範囲のない最初の通り行。
    4. 最初の地方配送路行。
    5. 最初の企業タイプ。
行 2 を返す 返される行 2 の形式を指定します。
  • 空白行を返します。
  • 一番上にある有効な行を返します。
  • 上から 2 番目の有効な行を返します。
  • 一番上にある企業行を返します。
  • 結合された住所行の後半部 (前半部が行 1 で返された場合) を返します。
  • 都市行より上にある最初の有効な行を返します。
  • 都市行より上にある 2 番目の有効な行を返します。
  • 都市行より上にある最初の通りの住所行を返します。
  • 都市行より上にある私書箱または RR/HC 行を返します。
  • 都市行より上にある最初の有効な行を返します。この条件が満たされずに 2 行目が空白になる場合、[行 2 を返す] で使用されていない一番上の行を返します。
行の順序を返す 正規化された行を返す順序を指定します。
  • 0 企業行。
  • 1 私書箱の住所行。
  • 2 範囲と接尾語の単語の両方がある住所行。
  • 3 範囲があるが接尾語のない住所行、接尾語があるが範囲のない住所行。
  • 4 地方配送路の住所行。
  • 5 個人名、企業名 (企業の単語なし)、未識別。
  • 6 アパート タイプ行。
  • 7 可能性のある都市行。
  • 8 都市の行。
  • 9 この行を無視。
  • B 地方配送路の住所行の後の私書箱の住所行。
  • M 軍関係の住所行。
  • N 最良の住所行 1、最良の住所行 2、都市、州、企業。URB および郵便番号は別々のフィールドに返されます。デフォルトは N です。
  • R 私書箱の行の前の地方配送路の住所行。
SuiteLink セカンダリを返す SuiteLink セカンダリ情報が利用可能な場合に、セカンダリ情報を返す方法を指定します。
  • SuiteLink と入力の両方SuiteLink と入力セカンダリ情報の両方を返します。デフォルト
  • SuiteLink のみSuiteLink セカンダリのみを返します。入力セカンダリは返しません。
  • 入力のみ入力セカンダリのみを返します。SuiteLink セカンダリは返しません。
  • なしSuiteLink セカンダリまたは入力セカンダリを返しません。
PMB を別のフィールドに保存 別々のセカンダリ ユニットおよび PMB 情報を結合しません。PMB を別のフィールドに保存します。
単位を別のフィールドに保存 別々のセカンダリ ユニットおよび PMB 情報を結合しません。ユニットを別のフィールドに保存します。
特別オプション 返される行の特別オプションを指定します。
  • 返される行にすべての特別オプションを使用します。
  • 返される行に特別オプションを使用しません。
  • 範囲のない通り行に一連の "0" を追加します。例えば、Main St が 0 Main St になります。
  • 結合された住所行を分割します。
SuiteLink SuiteLink 処理を実行します。USPS CASS の規則では、SuiteLink 処理が必須となっています。SuiteLink 処理を実行しない場合、Global Address Validation は USPS Form 3553 (CASS Summary Report) を生成しません。デフォルトは無効です。
注: 米国以外の場所で Global Address Validation の米国の住所処理を実行する場合は、SuiteLink オプションを無効にする必要があります。USPS CASS 認定モードで実行することはできません。
スローバック DPV の私書箱スローバック処理を実行します。私書箱スローバック テーブルを使用して、郵便物が配達されない通りの住所である配達ポイントを特定します。代わりに、顧客の私書箱の住所に配達します。私書箱スローバックの結果を出力に返します。デフォルトは無効です。
タイ ブレーク USPS では、不正確な通りレコードのマッチングのタイ ブレーカーとして DPV 処理を使用することを許可しています。タイのレコードのうち 1 つのみが配達ポイントとして検証された場合、不正確なレコードに対するマッチングが可能になります。入力住所の方位記号のために処理で不正確なマッチングとなっている場合、レコードのうち 1 つのみが配達ポイントとして検証され、配達ポイントとして検証されたレコードが基本的な方位記号のルールに違反していない場合に DPV 処理をタイ ブレーカーとして使用できます。デフォルトは有効です。

USPS CASS の規則では、DPV タイ ブレーク処理で USPS Form 3553 (USPS CASS Summary Report) の生成が必須となっています。

空き家 DPV の空き家テーブル処理を実行します。空き家テーブルを使用して、過去にアクティブな配達住所だったが、USPS のデータによると過去 90 日間に居住者がいない配達住所を特定します。適切な空き家コードを出力に返します。デフォルトは無効です。
表 3. 出力オプション
オプション名 説明
出力オプション Global Address Validation の処理によって返される要素。
大文字と小文字の区別 住所は次のフォーマットで返されます。
混在
出力データは大文字と小文字が混在するフォーマットで返されます。例えば、100 Main Street。
Lower
出力データはすべて小文字で返されます。例えば、100 main street。
大文字
出力データはすべて大文字で返されます。例えば、100 MAIN STREET。デフォルトは大文字です。
Country specific fields 国固有の出力情報を返します。
Global Addressing オプション グローバルな住所処理固有の出力オプション。
入力住所 元の入力住所を返します。
返されるレコードの最大数 返されるマッチ候補の最大数。"緩和" などの緩いマッチ モードを使うと、複数のマッチ候補がマッチング出力に返されることがあります。ここで指定した数のマッチ候補が、適切なマッチ候補を選び出すためにユーザに提示されます。完全一致が見つかった場合は、単一のマッチ候補が返されます。
パース済み住所 パース済み住所要素 (住所行 1、郵便番号、国など)。これらのフィールドのいくつかの意味は、国によって異なる場合があります。G/Z レベルの一致を返す場合は、[パース済み住所] を選択しないでください。
適合率 住所マッチの適合率を表すコードを返します。