ビジネスマップの設定

ビジネスマップには、組織のアクティビティまたはビジネスに関連する情報 (データ) が含まれます。コンテキストを取得するため、1 つ以上のビジネスマップがベースマップにオーバーレイされます。例えば、学校の位置を示すビジネスマップを、ビジネスマップの上にオーバーレイできます。

ビジネスマップを設定するには、次の手順に従います。

[基本プロパティ] にある [レイヤの管理] ボタンをクリックします。
[レイヤの管理] パネルが開きます。
[レイヤの管理] パネルで、ドロップダウンリストからレイヤカテゴリを選択します。複数のレイヤを選択できます。

注: Spectrum Spatial マップ、レイヤ、およびタイルを追加できます。
[検索] ボックスで、ビジネスマップに追加するレイヤを探します。
リストからレイヤを選択します。複数のレイヤを選択できます。

マップレイヤを追加したら、[閉じる]

ボタンをクリックして [レイヤの管理] ダイアログボックスを閉じます。

ビジネスマップには、次のプロパティがあります。

表 1. ビジネスマップのプロパティ
プロパティ	説明
基本プロパティ	ビジネスマップの基本プロパティを表示します。
	レイヤを再配置する場合にクリックします。
	レイヤの展開/折りたたみを行う場合にクリックします。
> マップ情報を有効にする	ユーザが Spectrum Spatial Analyst アプリケーションでマップ情報やコールアウトを確認できるようにします。注: [マップ情報] オプションを無効にしている場合、そのマップではコールアウト、クエリ、および主題図の機能も無効になります。
> 検索の幅 (ピクセル)	マップ情報検索の幅 (ピクセル単位) です。この値は、ユーザがマウスポインタの下にあるフィーチャのマップ情報を表示するために Spectrum Spatial Analyst でマップ上をクリックした場合に使用されます。検索の幅は、元となるフィーチャ検索の実行時にマウスポインタの位置の周囲に作成される正方形のバッファの辺の長さを表します。この値は、ポイントフィーチャを検索する場合に特に重要です。マウスポインタでは、ポイントの座標を正確にヒットすることは不可能だからです。また、ポイントは通常 2 次元アイコンで表されるため、検索の幅をアイコンの最大直径と同じにすることで、アイコン上のどこをクリックしても、期待される結果を取得することができます。マップ情報検索の幅は、[マップの凡例] パネルから使用できる複数選択機能でも使用されます。
> 最大キャッシュタイム (秒単位)	マップをキャッシュする最大秒数を指定します。デフォルト値は 3600 秒です。
著作権	マップの著作権表示。著作権表示は、対応するマップが表示されている場合にのみ、Spectrum Spatial Analyst に表示されます。
テンプレート	[テンプレートマッピング] タブでは、マッププロジェクトに存在するテーブルとマップ情報コールアウトやフィーチャの編集/挿入検証テンプレートを関連付けることができます。
> 情報テンプレート	ドロップダウンリストからマップ情報テンプレートを選択します。このリストには、`customerconfigurations\analyst\theme\infotemplates` ディレクトリにあるすべてのテンプレートが表示されます。
> フィーチャ編集テンプレート	ドロップダウンリストからフィーチャ編集テンプレートを選択します。このドロップダウンリストには、フィーチャ編集テンプレートディレクトリ `customerconfigurations\analyst\theme\featureEditTemplates` にあるすべてのテンプレートが表示されます。
FMN	[近傍検索] (FMN) タブでは、マップマーカー、結果アイコン、フレンドリ名、各テーブルのコールアウトテンプレートを変更して、近傍検索の設定を変更できます。
> FMN を有効にする	選択中のレイヤで FMN を有効にする場合にクリックします。
> マップマーカー	フォントおよびカスタムシンボルを選択するには、[マップマーカー] アイコンをクリックします。SSA はデフォルトで、カスタムシンボル、カスタムシンボル PinPoint、およびカスタムシンボル CivicEngland をサポートしています。注: FMN カスタムアイコンは .png、.jpg、.jpeg、.bmp、および .gif をサポートしています。独自のカスタムシンボルを Spectrum に追加することもできます。これらはシンボル選択ダイアログに "アップロード済みのシンボル" として表示されます。詳細については、「カスタムシンボル」を参照してください。目的のシンボル、[選択] ボタンの順にクリックします。
> FMN 名	FMN のフレンドリ名を入力できます。
クエリ	[クエリ] タブでは、ユーザによる選択テーブルのデータの表示を有効にすることができます。
> クエリを有効にする	ユーザが選択テーブルに対するクエリを実行できるようにします。
> CSV エクスポートを有効にする	Spectrum Spatial Analyst 上で、クエリ結果を CSV ファイルにエクスポートできます。
データバインド	[データバインド] タブでは、Spectrum Spatial Analyst Web アプリケーションでマップレイヤに複数のデータバインドを割り当てることができます。 Spectrum Spatial Analyst で表示するデータバインドを選択します。Spatial Manager の [プロパティ] タブ > [データバインド] ページで作成したテーブルに対応するすべてのデータバインドが一覧表示されます。
	リストからビジネスマップレイヤを削除します。

[保存] ボタンをクリックして、マッププロジェクトに対する変更内容を保存します。