変換

この機能を活用すると、論理モデル エンティティの列に設定する前に、値を自由に変換できます 。値は、物理モデル テーブルの列から取得されます 。

論理モデル列に設定する前に値に適用する関数に基づき、次の項目に対して変換を適用できます。
  • 列: 物理モデル テーブルの列からの値を設定します。
  • 定数: 論理モデル列、または関数変換のいずれかのパラメータに、定数値を適用します。
  • 関数: 論理モデル列、または関数変換のいずれかのパラメータに、文字列、数値、変換、日付/時刻の関数を適用します。

親変換の中に変換を入れ子にすることで、複雑な変換を作成できます。

変換関数による変換

変換関数を適用すると、値のデータ タイプやフォーマットを変換したり、指定されたフォーマットに従って値をパースしたりできます。

変換関数は、ソース テーブルの列データまたは定数から、適切なデータ タイプまたはフォーマットへと、データを変換するために適用されます。この変換済みデータが、論理エンティティの選択された列に設定されます。

以下に示すさまざまな変換関数を使用できます。
cast
この関数を使用すると、値のデータ タイプを変換できます。
format
この関数を使用すると、任意のデータ タイプの値を、指定されたフォーマットを使用する文字列値に変換できます。
parse
この関数を使用すると、文字列値をパースして、指定されたフォーマットを使用する適切なデータ タイプに変換できます。
to_bytes
この関数を使用すると、CLOB タイプの値を bytes に変換できます。
to_chars
この関数を使用すると、BLOB タイプの値を chars に変換できます。

変換関数のパラメータ

castformatparse の各変換関数には、次の 2 つのパラメータがあります。
  • あるデータ タイプおよびフォーマットのソース値
  • ターゲット データ タイプまたはフォーマット。それにソース値を変換するか、または、それをソース値の解析に使用する必要があります。
注: この変換は、to_bytesto_chars の各変換関数には適用できません。