Query DB ステージを設定して、実行時に WHERE 句に値を指定することができます。これは、 WHERE 句に使う列名をデータフロー オプションで設定できるようにしたい場合に便利です。
-
Enterprise Designer でデータフローを開きます。
-
[接続] フィールドと [テーブル/ビュー] フィールドを設定して、クエリの実行対象とするデータベースを指定します。
-
[WHERE] フィールドには、パラメータ化する値を ${パラメータ} 形式で表した WHERE 文を入力します。
例:
ここで COL は、テーブルの列名を実行時に埋め込む Dataflow オプションを意味します。
-
Query DB オプションのウィンドウを閉じます。
-
ツールバー上のデータフロー オプション アイコンをクリックするか、 をクリックします。[データフロー オプション] ウィンドウが表示されます。
-
[追加] をクリックします。[データフロー オプションの定義] ウィンドウが表示されます。
-
Query DB ステージを選択します。
-
[オプション名] と [オプション ラベル] を指定します。
[オプション名] フィールドは、WHERE 句に ${パラメータ} 形式で入力した値と同じにする必要があります。[オプション ラベル] フィールドで、オプションのラベル名を指定できます。オプション名とラベル名を同じにしてもかまいません。
例: COL
-
[デフォルト値] を指定します。例: "EmpID".
-
[OK] をクリックします。
この手順で、実際のデータベースの列名、つまり EmpID が実行時にオプション名 "COL" に対応付けられます。データベースの列名は、使用するデータベースで有効な引用符識別子を使って適切に囲む必要があります。