Query DB

Query DB ステージでは、フィールドをデータベース クエリのパラメータとして使用し、クエリの結果をデータフローの新しいフィールドとして返すことができます。

注: 空間データベースに対してクエリを実行する場合は、Query DB の代わりに Query Spatial Data を使用してください。

[全般] タブ

オプション 説明

接続

使用するデータベース接続を選択します。使用できるデータベース接続は、Management Console の Connection Manager に定義されている接続によって異なります。新しいデータベース接続を作成、あるいは既存のデータベース接続を変更または削除する必要がある場合は、[管理] をクリックします。

データベース接続を追加または変更する場合は、次のフィールドに必要な値を指定します。
接続名
接続の名前を入力します。任意の名前にすることができます。
データベース ドライバ
適切なデータベース タイプを選択します。
接続オプション
データベースへの接続に使用するホスト、ポート、インスタンス、ユーザ名、およびパスワードを指定します。

テーブル/ビュー

クエリの実行対象とするデータベース内のテーブルまたはビューを指定します。

Where

WHERE文を使用する場合は、ここに入力します。文の中に単語WHEREを実際に含める必要はありません。WHERE文の目的は、指定された条件と一致するレコードのデータのみを返すことです。

データフロー フィールドの値を指定するには、次の構文を使用します。

${<field name>}

<field name>は、データフローのフィールドの名前です。

例:

account_number=${customer_key}

この例では、クエリは、テーブル列 account_numberの値がデータフロー フィールド customer_key の値と一致するレコードのデータを返します。

注: 大文字と小文字が区別されるデータベースに対してクエリを実行している場合は必ず、データベース テーブル内で使用されているのと同じ形式でフィールド名を入力してください。つまり、テーブル作成時にフィールド名を引用符 (") で囲んだ場合は、フィールド名を引用符で囲みます。

[プレビュー] をクリックし、定義した条件に基づいてデータをプレビューします (最初の 50 件のレコードがプレビューされます)。

注: WHERE文でデータフロー フィールドを使用している場合は、Query DB のプレビュー機能は動作しません。その代わり、Enterprise Designer のデータフロー インスペクション ツールを使用して結果をプレビューできます。

結果のないレコードを返す

クエリが結果を返さないレコードを Query DB によって返させる場合は、このボックスをオンにします。このチェック ボックスをオフにすると、レコードは返されません。このオプションをオンのままにしておくことを推奨します。

含める

フィールド テーブルで、フィールドの横にある [含める] ボックスをクリックして、条件フィールドを選択します。

[ソート] タブ

フィールドの値に基づいて、レコードをソートする場合は、ソートするフィールドを指定します。