サポートされているエンティティと操作

Spectrum™ Technology Platform では、各接続タイプに対して以下のエンティティと操作がサポートされています。

接続タイプ テーブルのプロパティ
Marketo 次のタイプのエンティティがあります。
  1. エンティティ
  2. エンティティ更新
    注: エンティティ更新は、Lead エンティティの更新に使用される仮想テーブルです。例えば、Merge_Leads は異なる Marketo Lead の結合に使用します。
MS Dynamics CRM 次のタイプのエンティティがあります。
  1. ユーザ所有
  2. 組織所有
  3. ビジネス所有
  4. なし
Netsuite 次のタイプのエンティティがあります。
  • 標準レコード
  • カスタム レコード
  • 結合
  • 保存済み検索
作成された Baseview のスキーマを表示すると、各エンティティ タイプに応じたスキーマが表示されます。
例えば、Saved Search レコードの場合、検索結果のスキーマが表示されます。Join レコードの場合は、結合結果のスキーマが表示されます。
注: NetSuite 接続テーブルでは、プライマリ キー列は internalId です。
SAP
  1. 次の 2 タイプのエンティティがあります。
    • ネイティブ : ネイティブのデータタイプを持つ列がそれらのデータタイプで表示されます。
    • カスタム定義 : カスタム定義のデータタイプを持つ列が空白のデータタイプで表示されます。
    SAP 接続に基づく Virtual Data Source を展開するには、その Metaview と Baseview に、ネイティブなデータタイプの列を持つエンティティしか含まれないようにしてください。Baseview と Metaview にカスタム定義のデータタイプのエンティティが含まれる場合、その Virtual Data Source は展開できません。
Siebel このビジネス コンポーネントは、Business Object.Business Component 形式で表示されます。
Splunk
サポートされている操作
LIKEORDER BYLIMITINBETWEEN!=<=>=<>、複数の AND/OR 演算子
サポートされている関数
文字列関数
upperlowerlengthlenltrimrtrimsubstringmaxmin
算術関数
absceilexpfloorsqrtround
注: その他すべてのクエリ操作については、以下で説明するように Splunk search 列を使用します。
Spectrum™ Technology Platform では、Splunk テーブル内に列 search を提供します。これによって、Splunk 接続で必要なデータを検索することができます。
SplunkTable に対して select クエリを実行する際に、次のどちらの目的にも search 列を where 句で使用できます。
  1. ANSI SQL 構文では指定できない検索条件を含める。
  2. メインの SQL クエリの一部としては含められない Splunk 固有の検索条件を含める。
例えば、以下のクエリは、値が ACC であるキー opp を含む _raw 値を検索します。
select "_raw" from SplunkTable where "search"='search opp=ACC'
SuccessFactors 次の 2 タイプのエンティティがあります。
  1. エンティティ : ビジネス エンティティを表すテーブルを表します。
  2. 結合 : 2 つのエンティティ タイプ テーブルを結び付ける、親テーブルと子テーブルの関係でのマッピングを表します。
    注: SuccessFactors 接続から派生した Baseview スキーマでは、テーブル間のリンクは提供されません。これは外部キーが SuccessFactors テーブルに存在しないからで、テーブル間の結合は Spectrum™ Technology Platform結合タイプ テーブルで示されます。
結合テーブルには次の機能があります。
  1. 結合テーブルの名前は、互いにマッピングされている 2 つのエンティティ テーブルを示します。
  2. 結合テーブルの各レコードには、親エンティティのプライマリ キーと子エンティティの列が含まれます。これで、特定の親エンティティのプライマリ キーが子エンティティの詳細にマッピングされます。

    例えば、User#HR という名前の結合テーブルがあれば、User が親エンティティで、Hr が子エンティティです。この結合は、すべてのユーザと各自の HR 情報を表します。したがって、結合テーブル User#HR には親テーブル User のプライマリ キー UserId があり、これが子テーブル HR の列であるhr_userIdhr_usernamehr_email などにマッピングされます。

  3. 結合テーブルの場合、insert 機能と update 機能は upsert 機能のように動作します。これは結合テーブルが SuccessFactors のエンティティではなく、エンティティとエンティティのナビゲーション プロパティまたは子テーブルとの間のマッピングだからです。

    insert/update結合テーブルに実行する場合、親エンティティが更新されると、子テーブルでは親レコードに対応して新しいレコードが挿入されるか、既存のレコードが更新されます。

    注: 更新中に親と子の間のマッピングが変更されます。必要であれば、子の属性を個別に変更することも可能です。
SugarCRM サポートされている操作:

LIKE (その操作は指定された値で始まる取得オプションに制限されています。例えば、ステートメント WHERE name LIKE 's%' はアルファベット S で始まるすべての名前を取得します)、ISNULLIS NOT NULLINNOT IN>>=<<==<>ANDOR

Oracle Eloqua サポートされている操作

次の 3 つのエンティティ タイプがサポートされています。

  1. エンティティ: ビジネス エンティティを表すテーブルを示します。
  2. アクティビティ: 何らかのアクティビティに基づいてデータが生成されるビジネス エンティティを表すテーブルを示します。
  3. カスタム エンティティ: コネクタで提供されている特殊な操作の一部として使用されるエンティティを示します。