データベース プロパティの設定

Spectrum™ Technology Platform は、リモート / 接続済みデータベースにあるデータにアクセスし、そのデータを処理するためにメモリに読み込むことができます。Management Console の [データベースの追加] ウィンドウでは、UI を使ってデータベースを設定できます。

データベース接続を設定するには:

  1. http://server.port/managementconsole という URL を使用して Management Console にアクセスします。ここで、server はサーバーの名前または IP アドレスで、port は Spectrum™ Technology Platform で使用される HTTP または HTTPS ポートです。デフォルトのポート番号は 8080 です。
  2. [リソース] > [Spectrum データベース] に移動します。
  3. [データベースの追加] ボタンを選択して、[データベースの追加] ウィンドウを表示します。
  4. [名前] フィールドに、わかりやすい名前 (Q1 Addressing Job Database など) を入力して、データベースに名前を付けます。
  5. データベースの [プール サイズ][最小メモリ]、および [最大メモリ] を設定します。
    • [最大メモリ] は 0 より大きい値を指定する必要がありますが、65336 MB (64GB) を超えることはできません。
    • [最小メモリ][最大メモリ] 以下の値でなければなりません。
    • 注: 詳細については、「データベースのプール サイズと実行時インスタンス数」を参照してください。
      注: [プール サイズ][最小メモリ]、および [最大メモリ] の値を定義するフィールドは、空にすることができます。値が空の場合、値がないことが明示的に定義されたかのように、コンポーネントの起動時にコマンドラインに値が指定されません。
  6. [モジュール] で、このデータベースを適用する Spectrum™ Technology Platform モジュールを選択します。使用可能なデータベース タイプが [タイプ] 選択リストに表示されます。
  7. 設定するデータベースを選択して、[必須データベース] および [オプションのデータベース] ドロップダウン リストに選択肢が設定されるようにします。オプションのデータベースが 1 つもない場合は、[オプションのデータベース] ドロップダウン リストに選択肢は表示されません。
  8. 必要に応じて、[詳細設定をオーバーライド] チェックボックスをオンにして、Java プロパティや環境変数を調整するか、コマンド ライン処理引数を指定します。

詳細設定をオーバーライド

この機能は、[Spectrum データベース] > [データベースの追加] ウィンドウで使用できます。この機能を使用すると、処理を参照するためのプロパティ ファイルを設定しなくても、Management Console でその他のコマンド ライン引数を定義できます。この方法は、特にクラスタ環境において、データベースの設定を Spectrum™ Technology Platform 全体について定義し、維持することを容易にします。

注: これらの設定を変更する際は十分に注意してください。影響が広い範囲に及ぶことがあります。
新しいプロパティまたは変数の追加

Java プロパティまたは環境変数を追加するには:

  1. [Java プロパティ] または [環境変数] を選択して、既存のプロパティのリストを展開します。
  2. [追加] ボタン を選択して、空白の入力行を表示します。
  3. 新しいエンティティの [名前][値] を追加します。
  4. Enter キーを押して新しいエンティティを保存します。
プロパティまたは変数の削除

Java プロパティまたは環境変数を削除するには:

  1. [Java プロパティ] または [環境変数] を選択して、既存の定義のリストを展開します。
  2. 削除するエンティティの横にあるチェックボックスをオンにします。
  3. エンティティのリストの上にある [削除] ボタン  をクリックして設定を削除します。
注: 削除ボタンを選択しても、確認メッセージは表示されません。
コマンド ライン プロパティの指定
このフィールドを使用して、メモリに関連しない、Java プロパティでは表現できない設定であるコマンド ライン プロパティを定義します。
注: これらの設定を変更する際は十分に注意してください。影響が広い範囲に及ぶことがあります。