オプション

Write Exceptions ステージでは、例外リポジトリにどのフィールドのデータを返すかを設定できます。表示されるフィールドは、データフローの上流にあるステージによって異なります。例えば、データフローに Validate Address ステージがある場合は、AddressLine1、AddressLine2、City、PostalCode 等のフィールドが Write Exceptions ステージに表示されます。デフォルトでは、これらのフィールドがすべて選択されます。例外リポジトリに返さないフィールドがある場合は、そのフィールドのボックスをオフにします。フィールドの順序は、Write Exceptions ステージに入力された順序によって決まります。行を選択し、画面右側の矢印で上下に移動させることによって、フィールドを並べ替えることができます。ここで選択した順序は、Business Steward Portal のすべてのユーザに適用されますが、各ユーザは Portal 内で、自分の好みに合わせてフィールドを並べ替えることができます。

データのマッチングが通常の規則で行えない場合は、[Portal での Best Of Breed レコードの作成を許可する] を選択します。この機能は、グループ内で選択されているレコードをコピーし、それを重複レコードの代わりに処理に使用します。このオプションは、マッチング ジョブから生成されたグループ化済み例外レコードに対してのみ使用可能です。このレコードは、CandidateGroup フィールドまたは CollectionNumber フィールドがあるかどうかで識別されます。このオプションを使用すると、“CollectionRecordType” という読み取り専用のフィールドが例外レコードに追加されます。このフィールドは、リストの最後に表示されます。このフィールドについてはすべてのオプションが無効になることに注意してください。
注: データフローが再検証も使うように設定されている場合は、Exception Monitor ステージ/サブフローとサービス自体に CollectionRecordType フィールドを手動で追加してエクスポーズする必要があります。

Best of Breed レコードを Business Steward Portal 例外エディターの [重複を解決] ビューに追加した後で、このフィールドは "BestOfBreed" に設定されます。BestOfBreed レコードの作成を選択した場合、Business Steward Portal でそれらのレコードに [すべて承認] オプションを使うことはできません。Business Steward Portal における BestOfBreed レコードの詳細については、この説明を参照してください。

入力フィールドをリポジトリには格納したいが、Business Steward Portal には表示したくないという場合があり得ます。例えば、フィールドに機密データが含まれる場合や、単に Portal の表示を簡潔にしたい場合が考えられます。[表示を許可] ボックスをオンにして、選択されているフィールドのうち、例外リポジトリに渡された後で表示するフィールドを指定することもできます。デフォルトでは、すべてのフィールドが表示されます。Portal に表示したくないフィールドがあれば、そのチェックボックスをオフにします。

また、選択しているフィールドのうち、例外リポジトリに渡された後に Portal で編集可能にするフィールドを指定できます。デフォルトでは、Write Exceptions に読み込まれるすべてのフィールドで [編集を許可] 列がチェックされています。読み取り専用状態で例外リポジトリに返すフィールドがある場合は、そのフィールドのボックスをオフにします。

最後に、[検索] 機能を使って、問題になっているデータが含まれるフィールドに検索を割り当てることができます。Business Steward 構成ツールで定義された検索のリストから選択するか、検索の名前を手動で入力することができます。検索の詳細については、検索を参照してください。
注: 検索は、文字列タイプのフィールドにのみ割り当てることができます。