オプション

以下の表に、Open Parser ステージのオプションを示します。

[ルール] タブ

オプション

説明

カルチャー固有のドメイン グラマーを使用

Enterprise Designer の Open Parser ドメインエディタ ツールで既に定義されている言語およびドメイン固有のパーシング グラマーの使用を指定します。ドメインの定義の詳細については、カルチャー固有のパーシング グラマーの定義を参照してください。

このオプションを選択した場合は、以下のオプションも表示されます。

ドメイン
使用するパーシング グラマーを指定します。
カルチャー
パースするデータの言語またはカルチャーを指定します。カルチャーを追加するには、[追加] ボタンをクリックします。Open Parser が各カルチャーに関するデータのパースを試みる順序を変更するには、[上へ移動] および [下へ移動] ボタンを使用します。カルチャーの詳細については、カルチャー固有のパーシング グラマーの定義を参照してください。
複数のパース済みレコードを返す
入力を正しくパースしたカルチャーごとに Open Parser がレコードを返すようにするには、このオプションを有効にします。このボックスをチェックしない場合、Open Parser は、カルチャーにかかわらず、パーサー スコア 100 を達成した最初のレコードの結果を返します。パーサー スコア 100 のレコードにヒットすることなく、すべてのカルチャーが実行された場合、Open Parser は 100 に最も近いスコアのレコードを返します。複数のカルチャーが、100 未満の同じ高スコアのレコードを返す場合、ステップ 4 で設定した順序によって、どのカルチャーのレコードを返すかが決定されます。

ドメインに依存しないグラマーを定義

入力データの言語またはドメインを考慮せずに適用されるパーシング グラマーを定義する場合、このオプションを選択します。このオプションを選択すると、グラマー エディターが表示され、Enterprise Designer の Open Parser ドメインエディタ を使用せずに Open Parser ステージで直接パーシング グラマーを定義できます。
注: また、ドメインに依存しないグラマーを実行時に定義することもできます。詳細については、ここをクリックしてください。

[プレビュー] タブ

実用的なパーシング グラマーは、繰り返し作業によって作成されます。プレビューは、入力に対してさまざまなテストを行い、パーシング グラマーによって期待した結果が得られることを確認するのに役立ちます。

入力フィールドにテスト値を入力して、[プレビュー] をクリックします。

Field Chooser expanded in Open Parser Options dialog box

パースされた出力フィールドが [結果] グリッドに表示されます。出力フィールドについては、出力を参照してください。トレースについては、最終パース結果のトレースを参照してください。期待した結果が得られない場合は、[ルール] タブをクリックし、期待した結果が得られるまでパーシング グラマーの編集と入力データのテストを続行します。