フラット ファイルからのデータの追加

以下に、お使いのマシンまたはサーバー上のフラット ファイルにあるレコードからスコアカードを作成する手順を示します。
  1. Metadata Insights のホーム ページで、[プロファイルと監視] をクリックします。
  2. タブのすぐ下のアイコン バーにある アイコンをクリックします。
  3. 表示されるページで、[データ ソースの選択] フィールドから [フラット ファイル] オプションを選択します。
  4. [ファイル追加] ボタンをクリックします。
    [ファイルを選択] ポップアップ ウィンドウが表示されます。
  5. ファイル パス選択ボックス を使用して、ローカル マシンまたはサーバー上の適切なパスに移動します。
    選択した場所にあるファイルのリストが、ファイル パス選択ボックスの下に表示されます。
  6. 必要なファイルをすべて選択し、[OK] をクリックします。
    注: リスト内の特定のファイルに移動するには、[フィルタ] を使用します。
    選択したファイルがページの左側、[ファイルの追加] ボタンの下に表示されます。
  7. さらにファイルを追加するには、[ファイルの追加] ボタンをもう一度クリックし、手順 6 および 7 を繰り返します。
    注: ローカル システム上、サーバー上、および FTP サーバーのさまざまなフォルダから、任意の組み合わせでファイルを追加できます。FTP サーバーを使用する場合は、最初に FTP サーバーを設定する必要があります。詳細については、『管理ガイド』を参照してください。
  8. リスト内の任意のファイルをクリックすると、以下の詳細情報が [ファイル追加] ボタンの下に表示されます。
    • 選択されているファイルの数。例: 選択したファイル: 7
    • ファイルのメタデータのカラー コード設定
      • : メタデータが自動検出された
      • : ユーザによって設定されたメタデータ
      • : メタデータが検出されなかった。このようなファイルは、プロファイリングおよびスコアカード処理の際にスキップされます。ただし、このタスクの下記の説明にあるように、[ファイル設定] フィールドを使用してこうしたファイルのメタデータを設定できます。手動設定の後、これらのファイルの表示は青色になります。
    • ファイルのパス。例: E:/Sample Files/profile/fileOne.txt
    • ファイル設定
    • ファイル内のレコードのプレビュー
  9. ファイルのいずれかの設定を変更するには、そのファイルを選択し、このテーブルの説明どおりに変更を加えます。
    設定 説明
    文字エンコーディング テキスト ファイルのエンコーディング。次のいずれかを選択します。
    CP1252
    このエンコーディングは Windows-1252 文字セット、または単純に Windows 文字セットとも呼ばれています。これは ISO-8859-1 の上位クラスであり、128 ~ 159 のコード範囲を使用して、ISO-8859-1 文字セットに含まれていない追加の文字を表示します。
    UTF-8
    すべての Unicode 文字をサポートし、かつ ASCII との下位互換性があります。UTF の詳細については、unicode.org/faq/utf_bom.html を参照してください。
    UTF-16
    すべての Unicode 文字をサポートします。しかし、ASCII との下位互換性はありません。UTF の詳細については、unicode.org/faq/utf_bom.html を参照してください。
    US-ASCII
    英語のアルファベット順に従う文字エンコーディング。
    UTF-16BE
    ビッグエンディアン UTF-16 エンコーディング (下位アドレスが上位バイトとなるようにシリアル化)。
    UTF-16LE
    リトルエンディアン UTF-16 エンコーディング (下位アドレスが下位バイトとなるようにシリアル化)。
    ISO-8859-1
    主として西ヨーロッパの言語で使われる ASCII 文字エンコーディング。Latin-1 とも呼ばれます。
    ISO-8859-3
    主として南ヨーロッパの言語で使われる ASCII 文字エンコーディング。Latin-3 とも呼ばれます。
    ISO-8859-9
    主としてトルコ語で使われる ASCII 文字エンコーディング。Latin-5 とも呼ばれます。
    CP850
    西ヨーロッパの言語を書くための ASCII コード ページ。
    CP500
    西ヨーロッパの言語を書くための EBCDIC コード ページ。
    Shift_JIS
    日本語のための文字エンコーディング。
    MS932
    NEC 特殊文字、NEC 選定 IBM 拡張文字、IBM 拡張文字を含めた Microsoft の拡張版 Shift_JIS 文字コード。
    CP1047
    Latin-1 文字セット全体を含む EBCDIC コード ページ。
    フィールド区切り文字

    区切り記号付きファイル内のフィールドを区切るのに使用する文字を指定します。

    例えば、次のレコードではパイプ (|) がフィールド区切り文字として使われています。

    7200 13TH ST|MIAMI|FL|33144

    フィールド区切り文字として使用可能な文字は次のとおりです。

    • カンマ
    • セミコロン
    • パイプ (|)
    • タブ
    • スペース
    • ピリオド (.)
    独自のフィールド区切り文字を追加することもできます。独自のフィールド区切り文字を追加するには、以下の手順に従います。
    1. [フィールド区切り文字] の隣にある [追加] ボタン をクリックします。[区切り文字の追加] ポップアップ ウィンドウが表示されます。
    2. 追加したいフィールド区切り記号を [文字] フィールドに入力すると、対応する Unicode が自動的に表示されます。
    3. 追加する区切り文字に適した名前を [説明] フィールドに入力します。
    4. [保存] をクリックすると、追加した区切り文字が [フィールド区切り文字] ドロップ ダウンに表示されます。
    Text qualifier

    区切り記号付きファイル内のテキスト値を囲むのに使用する文字。

    例えば、次のレコードでは二重引用符 (") がテキスト修飾子として使われています。

    "7200 13TH ST"|"MIAMI"|"FL"|"33144"

    テキスト修飾子として定義できるのは次の文字です。

    • 一重引用符 (')
    • 二重引用符 (")
    ライン区切り文字 順次ファイルまたは区切り記号付きファイル内のレコードを行で区切るのに使用する文字を指定します。

    使用できるレコード区切り文字の設定は次のとおりです。

    Unix (U+000A)
    改行 (LF) 文字でレコードを区切ります。これは Unix システムの標準のレコード区切り文字です。
    Macintosh (U+000D)
    復帰 (CR) 文字でレコードを区切ります。これは Macintosh システムの標準のレコード区切り文字です。
    Windows (U+000D U+000A)
    復帰改行 (CR+LF) でレコードを区切ります。これは Windows システムの標準のレコード区切り文字です。
    先頭行をヘッダーにする

    区切り記号付きファイルの先頭レコードの内容がヘッダー情報であるかどうかを指定します。[はい] はそれがヘッダー情報であることを示します。

    次のファイル スニペットは、先頭レコードのヘッダー行の例です。

    "AddressLine1"|"City"|"StateProvince"|"PostalCode"
    "7200 13TH ST"|"MIAMI"|"FL"|"33144"
    "One Global View"|"Troy"|"NY"|12180
  10. あるファイルの設定を別のファイルに適用するには:
    1. 設定のコピー元となるファイルを選択し、[ファイル設定をコピー] ボタンをクリックします。
    2. 表示される [ファイル設定を適用] ポップアップ ウィンドウで、設定の適用先となるファイルを選択し、[OK] をクリックします。
      注: このオプションは、複数のファイルを選択した場合にのみ適用できます。
  11. 選択したファイルのプレビューは、[ファイル設定] の下にある [プレビュー] セクションで確認できます。
  12. 設定ステージに移動するには、ページの右上隅にある をクリックします。