キャッシュ設定

モデル ストア内のすべての論理モデル (とそのエンティティ) のデータを、キャッシュすることができます。これにより、ネットワークの輻輳に起因するデータ アクセスの遅れが低減されます。

論理モデル内のすべてのエンティティ、または選択されているエンティティに対して、キャッシュをオンまたはオフに切り替えることができます。キャッシュされているデータがアクセス可能な時間を定義して、それを経過するとキャッシュが失効し、再読み込みが必要になるように設定できます。
キャッシュの読み込み
キャッシュは、キャッシュがオンになった後で最初にモデルに対してクエリが実行された時点で読み込まれます。
モデル ストアのキャッシュをオンにした後は、最初のクエリの実行に通常よりも時間がかかる可能性があります。これは、最初にキャッシュ データをデータ ソースから更新した後に、要求されたデータが更新されたキャッシュから取得されるためです。
モデルの TTL (存続期間)
キャッシュを読み込んでから、次にキャッシュを完全削除するまでの期間です。キャッシュが失効すると、その後最初のクエリが実行される時点でキャッシュ データがデータ ソースから再度読み込まれます。

次の [TTL (存続期間)] は、キャッシュ データの再読み込みが完了した時点から計算されます。有効期限に達すると、キャッシュ データは再び完全に削除されます。

[TTL (存続期間)] のデフォルト値は 120 分です。