設定

このタブには、ルート計算に影響を与える値を含むフィールドがあります。

パラメータ 説明
データベース 検索プロセスで使用するデータが格納されたデータベースの名前。Management Console の [リソース] セクションで定義した有効なルーティング データベース リソース名を使用します。詳細については、「ルーティング データベース リソースの作成」を参照してください。
最適化方法

Get Route で始点から終点までの最短距離を検索するか、最短時間ルートを検索するかを指定します。

次のいずれかのオプションを指定できます。

  • Time: 移動時間が最短となるように最適化します。デフォルト
  • Distance: 移動距離が最短となるように最適化します。
トラフィック タイム バケットの履歴値

ルーティング計算において、旅行速度履歴を使用するかどうかを指定します。これらの速度は、1 日のうちの異なる時間帯に基づきます。この機能を使用するには、旅行速度履歴がデータに含まれている必要があります。各国/地域のデータに対する時間帯定義は同じです。時間帯に対する速度は異なる場合があります。次のオプションがあります。

None

デフォルト値です。計算において、旅行速度履歴は使用しません。代わりに速度の平均値を使用します。

AMPeak

午前のピーク速度でルートを計算します。午前ピークの時間帯は、07:00 ~ 10:00 です。

PMPeak

午後のピーク速度でルートを計算します。午後ピークの時間帯は、16:00 ~ 19:00 です。

Off-Peak

オフピーク (日中) 速度でルートを計算します。オフピークの時間帯は、10:00 ~ 16:00 です。

Night

夜間速度でルートを計算します。夜間の時間帯は、22:00 ~ 04:00 です。

幹線道路を計算に使用

計算時に、すべての道路を含めるか、幹線道路のみを含めるかを指定します。幹線道路のみを含めるように指定した場合は、パフォーマンスは向上しますが精度は低くなる場合があります。

次のマップは、すべての道路を走行する場合のルートを表します。

次のマップは、主要道路のみに走行を限定された場合と同じルートを表します。

AvoidTollRoads この機能では、ルートに有料道路を含めるかどうかを指定できます。これは Boolean 型のパラメータです。デフォルト値は False です。AvoidTollRoads の値を True に設定した場合、レスポンスには有料道路が一切含まれていないルートが格納されます。AvoidTollRoads の値が False に設定されている場合、ルートには有料道路が含まれます。入力で上書きすることもできます。

同じポイントに対して、[有料道路] チェック ボックスをオンにするか、または入力で "AvoidTollRoads" パラメータの値を True に設定した場合、レスポンスには有料道路が一切含まれていないルートが格納されます。次のレスポンスを参照してください。

OptimizeIntermediatePoints この機能は、受け取ったポイントに対して最適化されたルートを使用するかどうかを指定します。これは Boolean 型のパラメータです。デフォルト値は False です。OptimizeIntermediatePoints の値を True に設定した場合、レスポンスには最適ルートが格納されます。OptimizeIntermediatePoints の値が False に設定されている場合、ルートには最適化されていない巡回ルートが格納されます。
地方道路の負荷係数

ルートまたはマトリクスの計算時に、マイナーな、またはローカルの道路をロードすることの影響を指定します。ロードできる道路の数は、このパラメータで選択した値に正比例します。パラメータの最小値は 1 で、最大値は 3 です。有効な値は 1、2、3 です。デフォルト値は 1 です。パラメータがルート計算またはマトリクス計算に与える影響の詳細については「地方道路の負荷係数」を参照してください。

注: パラメータに小数の値を指定することはできません。