入力

Get Travel Cost Matrix への入力は、緯度/経度の座標で表された一連の始点と終点です。また、ユーザ定義フィールドを含めることもできます。

入力する始点と終点の順番によって、応答の順番が決まります。例えば、要求で 2 つの始点と 2 つの終点を指定した場合、応答に含まれる順番は、S1 から E1、S1 から E2、S2 から E1、S2 から E2 となります (S は始点、E は終点を表します)。

Get Travel Cost Matrix をジョブで使うときは、フラット データをリストに変換する必要があります。そうする必要があるのは、ジョブの入力データが、ファイルまたはデータベースから読み取られるフラット データであるのに対し、Get Travel Cost Matrix は入力をリスト フォーマットとして受け取るからです。フラット データをリストに変換するには、Transformer ステージを使ってカスタム トランスフォームを作成します。

表 1. Get Travel Cost Matrix 入力

フィールド名

説明

Latitude

始点または終点の緯度。 [座標値フォーマット] オプションで選択したフォーマットを使って緯度を指定します。

Longitude

始点または終点の経度。[座標値フォーマット] オプションで選択されたフォーマットを使って経度を指定します。

ID

ポイントに割り当てる識別子。ポイントを表す英数字の ID を指定します。この ID は、出力の [StartPointID] フィールドまたは [EndPointID] フィールドに対応します。

TollRoad この機能では、ルートに有料道路を含めるかどうかを指定できます。これは Boolean 型のパラメータです。デフォルト値は False です。TollRoad の値を True に設定した場合、レスポンスには有料道路が一切含まれていないルートが格納されます。TollRoad の値が False に設定されている場合、ルートには有料道路が含まれます。

入力例

以下の入力例は、3 つの始点と 3 つの終点を示します。始点には A、B、C という ID が付与され、終点には X、Y、Z という ID が付与されています。ここをクリックして、これらの ID が出力にどのように対応するかを確認してください。