PersistentUpdate

説明

PersistentUpdate サービスを使用すると、ユーザはネットワークデータの要素を上書きできます。上書きは、道路タイプごと、特定のポイント、または特定のセグメントで実行できます。永続更新は特定のデータ ソースに対してのみ有効で、データ更新後には有効でなくなる場合があります。

永続更新でこのような変更を行うことで、次の操作を実行できます。

  • ポイントの除外
  • セグメントの除外
  • ポイント、セグメント、道路タイプの速度の設定
  • ポイント、セグメント、道路タイプの速度の値による変更 (増加または減少)
  • ポイント、セグメント、道路タイプの速度の割合による変更 (増加または減少)
  • 永続更新の一覧表示
注: 永続更新はルーティング データに対してシステム全体で行われる変更であり、すべての更新が永続するため、注意して使用する必要があります。REST サービスからの応答は、正常終了を示すメッセージになります。要求の GET URL に無効なクエリ パラメータが含まれていたり、POST のペイロードが無効である場合は、累積的なエラー応答が JSON 配列に返されます。応答 JSON の value ノードは非推奨です。エラーの確認には、errors ノードを使用してください。

バージョン固有のエラー応答

リクエストに無効なパラメータ値 (複数の更新など) を入力すると、入力したバージョンによって異なるエラー応答が返ります。バージョンが 1 の場合、値とエラーが返りますが、バージョンが 2 の場合、応答にはエラーのみが含まれます。

  • version1 の場合のリクエスト:
    http://www.pb.com/rest/Spatial/erm/databases/usroutedatabase.json?
    velocity=15.912&velocityUnit=KPH&velocityAdjustment=34&velocityPercentage=56&version=1
  • レスポンス:
    {
      "value": "One of either Velocity or SpeedIncrease or SpeedDecrease is expected.",
      "errors": [
        {
          "errorCode": 3733,
          "userMessage": "One of either Velocity or SpeedIncrease or SpeedDecrease is expected."
        }
      ]
    }
  • version2 の場合のリクエスト:
    http://www.pb.com/rest/Spatial/erm/databases/usroutedatabase.json?
    velocity=15.912&velocityUnit=KPH&velocityAdjustment=34&velocityPercentage=56&version=2
  • レスポンス:
    {
      "errors": [
        {
          "errorCode": 3733,
          "userMessage": "One of either Velocity or SpeedIncrease or SpeedDecrease is expected."
        }
      ]
    }

永続更新のタイプ

永続更新要求タイプとその例については、次のセクションを参照してください。