プール サイズの変更

JVM の調整に加えて、空間リモート コンポーネントのプール サイズも調整できます。リモート コンポーネントのプール サイズは、コンポーネントが同時に処理できる要求の数です。この設定は、Spectrum™ Technology Platform からのサービス要求を待機したり、Location Intelligence モジュールのステージを実行したりするコンポーネント上のスレッド数 (つまり管理対象の接続の最大数) を表します。

すべての Web サービス リクエストは、プラットフォームから Spectrum に入り、コンポーネントへと引き渡されます。デフォルト値の 1 より大きくすることで、高いリクエスト負荷に対応できます。CPU の数に一致するプール サイズが推奨されます。この最大値を、CPU コア数の 2 倍以上に設定しないでください。例えば、CPU が 4 基のマシンでは、全サービスのスレッドの合計数が 8 を超えないようにします。使用状況に対して最適なパフォーマンスが得られるように、さまざまな設定でパフォーマンス テストを実施する必要があります。

空間リモート コンポーネントのプール サイズは Management Console で調整できます。

  1. Management Console を開きます。
  2. [リソース] > [Location Intelligence] に移動します。
  3. 矢印を使うか値を入力して、リモート コンポーネントのプール サイズを変更します。最小値は 1 で、最大値は 64 です。
  4. [保存] をクリックします。
  5. プール サイズを小さくした場合は、サーバーを再起動しますプール サイズを増やした場合はすぐに有効になるので、サーバーを再起動する必要はありません。