リモート コンポーネントの構成設定

Spectrum™ Technology Platform のすべての空間サービスは、プラットフォーム ランタイムから独立したリモート コンポーネント (JVM インスタンス) に展開されます。これによって、プラットフォームはそれに含まれるモジュールに依存せず、また、JVM 構成は空間サービスごとに適用可能となるため、メモリ割り当ての柔軟性が高まり、サービスの特性に応じたパフォーマンス チューニングが可能になります。

リモート コンポーネントは、空間サービス (Feature Service や Mapping Service など) とステージ (Spatial Calculator や Query Spatial Data など) に空間機能を提供します。リモート コンポーネントのプール サイズは、コンポーネントが同時に処理できる要求の数です。この設定は、空間サービスと空間ステージの両方のスループットに影響を与えます。

空間リモート コンポーネントの権限を管理するには、他のセキュア エンティティ タイプと同じ方法で Management Console を使用します。空間リモート コンポーネントは、"Spatial Component" セキュア エンティティ タイプとして [データベース リソース] グループに表示されます。空間リモート コンポーネントの権限は、役割の作成時または編集時に設定したり、アクセス制御設定を使用して設定することができます。詳細については、../../../Spatial/source/Administration/Users/security_nav.html#security_navを参照してください。