ユーザ定義の Centrus データベース

空間分析を実行する Spectrum™ Technology Platform モジュールは、対象となるポリゴン (またはエリア) およびポイントが定義されているデータベースに依存します。これらのファイルで定義可能なエリアの種類には、実質的に制約がなく、例えば、保険料適用地域、販売区域、店舗の場所などが定義できます。ユーザの組織に固有の対象エリアまたはポイントを識別する独自のカスタム データベースを作成することができます。

Centrus 空間カスタム データベースを使用するには、まずサポートされている形式でデータ ファイルを作成してから、インポート ユーティリティを使用して、そのデータ ファイルを Spectrum™ Technology Platform で使用可能な形式に変換します。以下の表に、ユーザ定義空間データベースの作成に使用する形式とユーティリティの概要を示します。

表 1. ユーザ定義空間データベースの使用方法の概要

Spectrum™ Technology Platform モジュール

ユーザ定義データベースをサポートするコンポーネント

ユーザ定義データとしてサポートされる形式

インポート ユーティリティ

Enterprise Tax モジュールの空間データベース

AssignGeoTAXInfo

ESRI シェイプ (.SHP)、MapInfo MIF (.MIF)

createtxb.exe

Location Intelligence モジュールの空間データベース

Point In Polygon

Closest Site

ESRI (.SHP)、カンマ区切り (.CSV)、DBF 形式 (.DBF)、Microsoft Access (.MDB)、TAB ファイル (.TAB)、テキスト (.TXT)

FMTMakr2.exe SpatialImport.exe