Location Intelligence モジュール変換ユーティリティ

Location Intelligence モジュール ユーティリティには、FMTMakr2.exeSpatialImport.exe の 2 つの変換ユーティリティがあります。

  • FMTMakr2.exe は、Spectrum™ Technology Platform サーバー上の <SpectrumInstallLocation>\modules\lim\lib にあります。
  • SpatialImport.exe は、ようこそページの [Spectrum Spatial] セクションの [ユーティリティ] タブにあります。ユーティリティをダウンロードして解凍します。Windows 用の 32 ビット版と 64 ビット版のいずれかが選択できます。

形式によって、一方または両方のユーティリティを使用してデータを変換します。

.TXT および .CSV ファイルの変換

次の 2 段階の処理によって、.TXT ファイルと .CSV ファイルを Centrus .FMT 形式に変換します。

まず、Data Formatter ユーティリティ (FMTMAKR2.exe) を使用して、.TXT または .CSV ファイルのフォーマット ファイル (.FMT) を作成します。このユーティリティは、Spectrum™ Technology Platform サーバーの以下の場所にあります。

<SpectrumInstallLocation>\modules\lim\lib

注: フィールド名は 10 文字に制限されています。

次に、SpatialImport.exe ユーティリティを使用して、データを Spectrum™ Technology Platform で使用可能な形式にインポートします。.SHP、TAB、.MIF、.DBF ファイルの変換 の指示に従って、.TXT または .CSV ファイルを変換します。SpatialImport.exe で .TXT または .CSV ファイルを処理するには、Data Formatter ユーティリティによって作成された .FMT ファイルが、.TXT または .CSV ファイルと同じディレクトリに存在する必要があることに注意してください。

.SHP、TAB、.MIF、.DBF ファイルの変換

ESRI シェイプファイル (.SHP)、TAB ファイル (.TAB)、MapInfo Interchange Format ファイル (.MIF)、または DBF ファイル (.DBF) を、Location Intelligence モジュールで使用するためにインポートするには、コマンド プロンプトを開いて次のように入力します。

SpatialImport [-u] InputFile OutputFile [PolygonNameField]

説明:

  • -u は、バッファなしのファイルを作成します。バッファなしのファイルでは、マッチング時に使用するバッファを指定できません。バッファの詳細については、使用するコンポーネントのドキュメントを参照してください。このオプションを使用すると、作成される .GSB ファイルのサイズはかなり小さくなります。これはオプションです。
  • InputFile は、ユーザ定義ファイル (.TAB、.SHP、.DBF、または .MIF と関連する .MID ファイル) です。
  • OutputFile は、作成される .GSB ファイルの名前です。
注: フィールド名は 10 文字に制限されています。
  • PolygonNameField はオプションのパラメータで、ポリゴンの名前として使用する入力ファイル内のフィールドを指定します。Spectrum™ Technology Platform から返される Polygon.Name 出力フィールドの設定に使われるのは、このフィールドです。例えば、ユーザ定義ファイルのフィールドが、LON、LAT、Congressman、URL、および PartyAffiliation で、PointInPolygon を使用する場合、PointInPolygon は、マッチしたデータを返す際に、Congressman、URL、および PartyAffiliation を属性として返します。PolygonNameField パラメータで Congressman を指定する場合、Congressman フィールドの値は、Polygon.Name 出力フィールドでも返されます。

.MDB ファイルの変換

Microsoft Access (.MDB) ファイルを、Location Intelligence モジュールで使用するためにインポートする場合は、次のように入力します。

SpatialImport dbfile.mdb:tablename

説明:

  • dbfile.mdb は、ユーザ定義の空間データを含む Access データベースです。
  • tablename は、ユーザ定義の空間データを含む Access データベースのテーブルです。
注: フィールド名は 10 文字に制限されています。