Write Spatial Data

Write Spatial Data では、ジョブの出力として書き込み可能な名前付きテーブルにデータを挿入するか、プライマリ キーまたはフィルタを使用して名前付きテーブルのレコードを更新または削除することができます。書き込みたい列をテーブルに挿入できます。すべての列を指定する必要はありません。列を 1 つも指定しない場合、null 値が挿入されます。フィルタで更新または削除するオプションでは、MI SQL WHERE 句を用いて更新条件を指定できます。プライマリ キーで更新または削除するオプションでは、プライマリ キーを更新条件として使用します。入力フィーチャと更新または削除するテーブル内のフィーチャで、プライマリ キーのマッチングが行われます。

注: 書き込み可能テーブルに対して挿入、更新、および削除の操作を実行するには、名前付きテーブルに対する表示権限、および名前付きテーブルの関連するデータセットに対する作成/変更/削除権限が必要です。詳細については、「管理」セクションの ユーザと役割を参照してください。

Write Spatial Data ステージには、Read From File や Read Spatial Data といった上流ステージが必要です。また、このステージは Enterprise Routing モジュール内のステージによって生成されたジオメトリ (LineString、Polygon など) も受け入れます。

Write Spatial Data は既存の名前付きテーブルを使用するので、Write Spatial Data ステージを設定する前に Spectrum Spatial™ Manager を使用して、レコードが挿入、更新または削除される書き込み可能な名前付きテーブルを作成する必要があります。

注: Write Spatial Data ステージは、PostgreSQL/PostGIS、Oracle、SQL Server、SAP HANA、GeoPackage、および汎用 JDBC の各テーブルをサポートします。また、MapInfo ネイティブ TAB および拡張ネイティブ TAB (NativeX) ファイルを Windows オペレーティング システム上でのみサポートします。テーブルが書き込み可能であるためには、テーブルにプライマリ キーが含まれている必要があります。複合プライマリ キーを持つ名前付きテーブルは、書き込み可能ではありません。