データフローのプール サイズ
データフローのプール サイズは、各サービス データフローが 1 度に実行できるインスタンス数を制御します。プール サイズを大きくすることによってある程度までパフォーマンスを上げることができますが、同時に実行している各サービス データフローの複数のインスタンスを処理するためのプロセッサやメモリ リソースがサーバーにない場合は、プール サイズを大きくするとパフォーマンスが低下する恐れがあります。プロセッサやメモリ リソースが限界まで使用されている場合は、各サービス データフローの同時インスタンス数を制限するデータフローのプール サイズを小さくした方が、全体的にはより好ましいパフォーマンスが得られる可能性があります。
システムに対する適切なプール サイズを見つける際には、データフローのプール サイズによって制限されるのが、同時に実行するサービス データフローの総数ではなく、各サービス データフローのインスタンス数であることに注意してください。例えば、デフォルト設定である 8 は、各サービス データフローが 8 個のインスタンスを 1 度に実行可能であることを意味します。2 つのサービス データフローがそれぞれ最大数である 8 個の同時インスタンスを利用する場合、システム上で同時に実行するサービス データフローのインスタンス総数は 16 となります。
注: データフローのプール サイズは、ジョブではなく、サービスのパフォーマンスのみに影響を与えます。
データフローのプール サイズを設定するには