Map Tiling

マップ タイルはマップの一部で、マップ ウィンドウ内で移動やズームを行うと、その場でシームレスに結合されます。移動とズームはそれぞれ、適切なマップ タイルをリクエストするサーバーへの呼び出しです。マップ ビューの範囲に収まり、ズーム レベルが一致するマップ タイルのみが返されます。Google Maps と Bing Maps は、マップ タイルを使用するアプリケーションの例です。

Spectrum™ Technology Platform には、ユーザのリクエストに応じてその場で、またはタイル キャッシュから、マップ タイルを返す Map Tiling Service があります。Map Tiling REST インターフェイスを介して、マッピング クライアントはサーバーから利用可能なマップを判断したり、各マップのメタデータに対するクエリを行ったり、複数のタイルで構成されるマップを返したりできます。

MapInfo StreetPro データは、マップ タイルとしての使用に適しています。StreetPro は、一般的にはマップの参照レイヤとして使用されます。

マップ タイルを Spectrum™ Technology Platform で使用するために設定するには、名前付きマップを表す名前付きタイル定義を作成します。この操作は、Spatial Manager で行います。タイルをリクエストするには、REST インターフェイスから Tile メソッドを使用します。タイルはその都度作成されます。レンダリングの効率性を高めるためには、マップ タイルの事前生成や、その場でレンダリングされるタイル用のタイル キャッシュの設定を検討してください。