グリッド レイヤ

グリッドは、色の連続的なグラデーションにより元となるデータからの補間値を表すオーバーレイ レイヤです。グリッドに対してユーザが制御可能なプロパティとしては、明るさ、コントラスト、透過性、グレースケール、透明度、屈折点のコレクション (色の定義および変化の方法) などがあります。

グリッドは、各ポイントの値を補完して生成されるラスタです。ラスタは、それぞれ値を持つピクセルで構成されます。グリッドは、マッピング サービス リクエストの一環としてその場で作成されます。名前付きレイヤとしてリポジトリに保存されることはありません。

補間プロセスにおいて、各ピクセル値には、既知のデータ値、補間加重アルゴリズム、集計方法から推測された値が割り当てられます。グリッドが作成されると、既知の値と補間値は、屈折点 (枠) にグループ化され、色を割り当てられます。グリッドを表示すると、値のグラデーションを反映して色が均等に変化します。屈折点は、あらかじめ計算して InflectionList を受け取る GridStyle を介して送信することも、実行時に計算することもできます。

グリッド作成ツールで以前作成したグリッドを、サービス リクエストの結果として表示することができます。

Spectrum™ Technology Platform は、IDW 補間法 (Inverse Distance Weighting/逆距離加重法) をサポートします。IDW は、疎なデータ セットを含む、ほとんどのグリッド アプリケーションに適しています。

グリッドのスキーマ要素の詳細については、「GridLayer の要素」を参照してください。


A grid map example.