ラベル レイヤ

ラベル レイヤには、1 つ以上のテーブル内のフィーチャーに基づくラベルの定義が含まれます。各ラベル レイヤでは 1 つ以上のラベル ソースが、ラベル レイヤ (インライン) に含まれているか、または別の名前付きリソース (名前付きラベル ソース) として参照されています。詳細については、「リソースおよびデータ」セクションの名前付きラベル ソースを参照してください。

ラベルには通常、列の値が含まれますが、式の結果として導出される情報を含めることもできます。

注: 整数定数の場合は、式を一重引用符で囲まずに記述します (「123」 など)。文字列定数の場合は、式を一重引用符で囲んで記述します (「'hello'」など)。一重引用符で囲まれていない文字列値は、列名とみなされます。

各ラベル ソースは、特定のラベル集合に適用される可視性、基本のラベル プロパティ、主題図を制御します。1 つのマップのラベル集合は、各ラベル ソースのラベルを上から下の順に決定することによって得られます。つまり、最初のラベル ソースが最も優先度が高く、他のラベルを同じ位置に配置しようとしても、重なり検出が有効な場合は表示されない可能性があります。

ラベル プロパティは、ラベルの可視性、スタイル、配置、優先順位を示します。主題図は、ラベル プロパティの適用方法を次のように制御します。

  • LabelOverrideTheme - ラベル ソース内のすべてのフィーチャー ラベルに、単一の LabelProperties 要素を適用します。
  • LabelRangeTheme - レンジ ビンに対するフィーチャーの値に基づいて、データ ソース内の各フィーチャー ラベルに LabelProperties 要素を適用します。すべてのレンジ主題図と同様に、式 (通常はただの列) によってビンが決定されます。
  • LabelIndividualValueTheme - 特定の値に一致するデータ ソース内のすべてのフィーチャー ラベルに、LabelProperties 要素を適用します。これは通常、道路タイプなどのカテゴリ タイプです。

名前付きマップのエントリとして使われるラベル レイヤは、Render Named Map リクエストで使用できます。インライン マップのエントリとして使われるラベル レイヤは、Render Map リクエストで使用できます。どちらの場合もラベル レイヤは、インラインでも、他の名前付きレイヤと同じようにしてマップで参照される独立した名前付きレイヤ リソースでもかまいません。ラベル レイヤは、グループ レイヤの項目としても使用できます。