構成用レイヤの追加と編集

フォルダに似た構成用レイヤは、WMS レイヤ階層を作成することによって WMS 構成やリソースを管理しやすくするものです。サンプル設定ファイルの中のフォルダ構造は、構成用レイヤの使用方法を示しています。例えば、構成用レイヤ上に座標系を配置して、子にそれを継承させることができます。

WMS 構成用レイヤを追加または編集するには

  1. レイヤ ツリーで、レイヤ ツリーの上にある [構成用レイヤの追加] ボタン をクリックして構成用レイヤ (フォルダ) を追加するか、ツリー内のフォルダをクリックして右側にその詳細を表示します。
  2. 必要に応じて、次のフィールドを編集します。
    タイトル
    構成用レイヤの名前。
    Abstract
    構成用レイヤの説明。この情報は GetCapabilities で使用できます。
    Keywords
    構成用レイヤを説明する語句。この情報は GetCapabilities で使用できます。
    座標系
    構成用レイヤで使用する座標系のリスト。継承シンボル () がある場合はそれにカーソルを合わせると、座標系の継承元の親レイヤが表示されます。座標系を追加するには [追加] をクリックし、 をクリックして座標系を参照します。継承されていない座標系を削除するには をクリックします。
    スタイル
    このレイヤに使用できるスタイルのリスト。1 つのレイヤに任意の数のスタイルを定義できます。スタイルごとに名前、タイトル、参照スタイルが必要です。スタイルは、それよりも上のレイヤから継承されます。継承シンボル () がある場合はそれにカーソルを合わせると、スタイルの継承元の親レイヤが表示されます。スタイルを追加するには [追加] をクリックし、継承されていないスタイルを削除するには をクリックします。
    • リソース名: スタイルが指すリポジトリ ルート内の名前付きスタイルの絶対パス。リソース パスはすべて、スラッシュ (/) 文字で始まる必要があります。新しいスタイルや編集可能なスタイルを探すには、 をクリックして名前付きスタイルを参照します。
    • タイトル: 人が識別しやすい形式の WMS スタイル名。
    • 名前: WMS が GetMap リクエストで使用するスタイルの名前。構成目的でのみスタイルをリストする場合、名前は不要です。
    • Abstract: 名前付きスタイルの説明。Abstract を編集して、スタイルがどのようなフィーチャや内容を提供するかを記述します。
  3. [保存] をクリックします。