名前付きマップ プロジェクトの権限

Spectrum Spatial™ Analyst では、[プロジェクト設定] タブで、名前付きマップ プロジェクトの作成と管理を行えます。管理者 (spatial-admin または spatial-sub-admin) は、Spectrum Spatial™ Manager の [プロジェクト設定] メニューで、役割に権限を割り当てることができます。こうした役割を割り当てられたユーザはプロジェクトを表示可能です。権限は、ユーザではなく役割に割り当てます。

名前付きマップ プロジェクトに設定する権限は、Spectrum Spatial に保存され、Spectrum Spatial™ Manager に表示可能です。プロジェクトに設定した権限は常に、下位の名前付きリソースに継承されます。そのため、プロジェクトを表示する権限を役割に付与すると、該当プロジェクトが参照する、すべての名前付きタイル、マップ、レイヤ、テーブルへの「実行」アクセス権を、その役割に対して認めたことになります。

Spectrum Spatial™ Manager で継承済みの権限を変更すると、Spectrum Spatial™ Analyst がマップを検出できない場合に、マップ プロジェクトを正しく読み込めないおそれがあります。管理者は、プロジェクトで参照されていないその他のレイヤの権限をユーザに付与できます。これにより、ユーザはそうしたレイヤを確認して、自分でプロジェクトに追加できます。

Spectrum Spatial™ Manager で、ユーザと役割の作成、および権限の管理を行う方法については、「名前付きマップ プロジェクトの権限」を参照してください。