組織の要件に応じて、独自のカスタム タイル キャッシング メカニズムを作成しなければならないことがあります。例えば、Spatial モジュール に付属の組み込みタイル キャッシング メカニズムは、ファイル システム上のタイルをキャッシュします。そうではなくデータベース内のタイルをキャッシュしたい場合は、独自のカスタム タイル キャッシング メカニズムを作成する必要があります。
独自のタイル キャッシング メカニズムを作成するには、次の手順を実行します。
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以下のインターフェイスを実装する Java クラスを作成します。
com.mapinfo.midev.service.maptiling.cache.ITileCache
注: 実装クラスには、デフォルト (引数なし) のコンストラクタを含める必要があります。
ITileCache インターフェイス クラスは、次の JAR ファイルにパッケージ化されています。
Spectrum_install_dir/server/modules/spatial/lib/midev-service-maptiling-1.3.0.jar
実装する必要がある各 ITileCache メソッドについては、次の場所にある ITileCache Javadoc ファイルを参照してください。
Spectrum_install_dir/server/modules/spatial/javadoc
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実装クラスを JAR ファイルにパッケージ化し、JAR ファイルのコピーを次のディレクトリに配置します。
Spectrum_install_dir/server/modules/spatial/lib
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java.properties キーの値として完全な名前を設定することによって、実装クラスを
maptiling.tilecache.class
ファイルに登録します。
java.properties ファイルは、Spectrum_install_dir/server/modules/spatial ディレクトリにあります。
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好みの WebDAV ツールを使用して、リポジトリから Map Tiling Service 用の名前付き設定ファイル (MapTilingConfiguration.xml) を取得します。
リポジトリ内の MapTilingConfiguration.xml ファイルのデフォルトの場所は、次のとおりです。
http://<server>:<port>/RepositoryService/repository/default/Configuration
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テキスト エディタを使用して、キャッシュの初期化設定を MapTilingConfiguration.xml 名前付き設定ファイルに追加します。
個々の初期化設定は、設定ファイル内の <Cache> 要素の子要素である <Property> 要素に追加されます。各 <Property> 要素には、初期化設定の名前と値を保持する name 属性と value 属性があります。
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WebDAV ツールを使用して、名前付き設定ファイルをリポジトリに再度追加します。
これで、Map Tiling Service がカスタム タイル キャッシング メカニズムを使用してマップ タイルをキャッシュできるようになりました。