プラグ可能タイル キャッシュの有効化
Map Tiling Service でプラグ可能タイル キャッシュを有効化するには
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標準の WebDAV プロトコル ツール (WebFolders など) を使用してリポジトリにアクセスし、リポジトリからローカル マシン上のディレクトリに設定ファイルをコピーします。
Map Tiling Service 設定ファイルは、リポジトリの Configuration フォルダにあります (
http://<server>:<port>/RepositoryService/repository/default/Configuration/MapTilingConfiguration
)。 - コピーした MapTilingConfiguration ファイルを任意のテキスト エディタで開きます。
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Cache セクションで、enabled を true に設定します。
<Cache enabled="true">
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diskPath プロパティを、タイルを保存する場所に設定します。
この場所には、事前生成されたタイルだけでなく、タイリング サービスによって生成されるタイルも保存されるので、このディレクトリは Spectrum™ Technology Platform を起動したユーザ アカウントによって書き込み可能である必要があります。
<Property name="diskPath" value="C:/Program Files/Pitney Bowes/Spectrum/server/modules/spatial/TileCache"/>
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オプションで、tilePathPattern プロパティを変更して、diskPath ディレクトリ構造にタイルをどのように保存するかを定義します。キャッシュ内のファイル構造は、diskPath、tilePathPattern、tileNamePattern の 3 つのプロパティで定義されます。
キーワード (mapName、level、row、column、mimeType) を使用して、パス形式を設定できます。
<Property name="tilePathPattern" value="mapName/level/row"/>
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オプションで、tileNamePattern プロパティを変更して、diskPath ディレクトリ構造でタイルにどのように名前を付けるかを定義します。キャッシュ内のファイル構造は、diskPath、tilePathPattern、tileNamePattern の 3 つのプロパティで定義されます。
次の 3 つの tileNamePattern 値 (row.mimeType、column.mimeType、row-column.mimeType) を使用して、名前形式を設定できます。
<Property name="tileNamePattern" value="column.mimeType"/>
- WebDAV ツールを使用して、変更した設定ファイルをリポジトリ内の同じ場所に (同じ名前で) 再度アップロードします。
これでプラグ可能タイル キャッシュが有効になりました。指定した場所に事前生成されたタイルを使用できます。