タイルのキャッシュ

キャッシングを使用することによって、パフォーマンスが強化され、頻繁にレンダリングされるマップ タイルの冗長なレンダリングが最小化されます。Spectrum™ Technology Platform アプリケーションでマップのレンダリングを高速化するために、リクエストされたマップ タイルをディスクへキャッシュして、それ以降のリクエストで同じタイルが Spectrum™ Technology Platform によって繰り返し再生成されないようにすることができます。

Map Tiling Service には、プラグ可能タイル キャッシング メカニズムが組み込まれています。このメカニズムによってタイルをあらかじめ生成し、そのタイルをキャッシュ ソースとしてアプリケーションで使用することができます。マップ ナビゲーションを効率化するため、その場でレンダリングされるタイルを保持する目的で、タイル キャッシュを使用することもできます。

サービスの組み込みキャッシュ メカニズムの代わりに、Apache などの外部キャッシュ ソフトウェアを使用するか、独自のキャッシュ メカニズムを記述するか、Squid などのソフトウェアを使用して中間層でタイルをキャッシュすることもできます。いずれの場合も、サービスの組み込みキャッシュ メカニズムをオフにする必要があります。

注: Map Tiling サービスが正しく機能するには、HTTP キャッシュ制御ヘッダを無効にする必要があります (つまり、個々の Web サービスの HTTP ヘッダを使用します)。その手順については、「デフォルトの HTTP キャッシュ制御ヘッダの無効化」を参照してください。

タイルは、Tile Generator ユーティリティを使用して事前生成できます。このユーティリティは、ようこそページの [Spectrum Spatial] の [ユーティリティ] タブにあります。Tile Generator の詳細については、「Tile Generator」のドキュメントを参照してください。