FeatureType と PropertyName の規約

フィーチャー タイプ名とプロパティ名は、要素または属性として GML または XML で表現し、有効な要素名および属性名である必要があります。これは、W3C の XML 仕様で定義されている修飾名 (QName) でなければなりません。QName の定義は、次のとおりです。



NCName::=(Letter|'_')(NCNameChar)*
NCNameChar::=Letter|Digit|'.'|'-'|'_'|CombiningChar|Extender
QName::=(Prefix':')?LocalPart
Prefix::=NCName
LocalPart::=NCName

		

以前のバージョンの Spectrum™ Technology Platform WFS は、セミコロン (;) および 2 本のバックスラッシュ (//) を使用して、エンタープライズ、ドメイン、およびコンテンツの名前を区切っていました。また、コンテンツ名およびプロパティ名でスペースの使用が許可されていました。これらの文字とスペースは、QName の文字として許可されません。このため、Spectrum™ Technology Platform OGC WFS に対して次の置き換えが行われます。

  • セミコロン (;) – 「_ES_」に置き換えられます。
  • 2 本のバック スラッシュ (//) – 「_DS_」に置き換えられます。
  • スペース – 「_SP_」に置き換えられます。

これらの規約は、WFS がインストールされている WebFeature\resources\admin ディレクトリの minameconvention.prop という名前のプロパティ ファイルで定義されています。これらのファイルは、値のペアによる文字の規約を定義します。デフォルト値は次のとおり。



;=_ES_
//=_DS_
\ =_SP_

		

このファイルを編集して、追加のルールを含めることができます。例えば、「,」を「_C_」に置き換えるには、次の行をプロパティ ファイルに追加します。



",=_C_" 

		

また、新しいルールをこのプロパティ ファイルに追加することもできます。プロパティ キーは置換対象の文字列であり、プロパティ値は置き換え後の文字列で、QName の定義に従う必要があります。置き換え後の文字列は、PropertyName や FeatureType 名の部分文字列であってはならないことに注意してください。