権限

このセクションでは、マップ プロジェクトでの権限の設定について説明します。権限は、右側のパネルに一覧表示される役割に対して設定されます。役割は、Spectrum の Management Console で定義されています。

Spectrum の役割のうち、Analyst で始まる役割のみ (AnalystUserRoleAnalystGuestRole など) が Spectrum Spatial Analyst に一覧表示されます。管理者は、使用可能な役割のリストから 1 つ以上の役割を選択できます。

設定された権限は、マップ プロジェクトで参照されている、名前付きのマップ、レイヤ、タイル、テーブルにも伝播します。これらのリソースに対する個々の権限は、Spectrum Spatial Manager で確認できます。

管理者は権限を割り当てる際、ゲストの役割に十分な注意を払う必要があります。ゲストの役割は、Analyst がゲスト & セキュア モードでインストールされている場合のみ使用可能です。Analyst がゲスト & セキュア モードでインストールされている場合、ユーザは認証を行わずに Analyst を閲覧し、ゲストの役割に割り当てられたマップとデータを表示することができます。すべてのユーザは、初めはゲスト モードで Analyst にアクセスし、その後サイン インを選択して、自分が属する役割に割り当てられたセキュアなデータを表示することができます。

選択されているマップ プロジェクトに権限を追加するには、次の手順に従います。

  1. [権限] ページで、画面の右側にある [使用可能な役割] ボタンをクリックします。
    [使用可能な役割] パネルが表示されます。
  2. [使用可能な役割] パネルで、選択されているマップ プロジェクトに割り当てる役割を選択します。
  3. [保存] ボタンをクリックして、変更を保存します。
  4. ボタンをクリックすると、その役割が [役割] の一覧から削除されます。