変換変換の適用

注: 以下の手順は、変換関数 to_bytesto_chars には適用されません。
  1. [マッピングの作成 <論理モデル名>] ページで、変換した値を適用する属性に対応するエンティティを選択して、ページの右側にある折りたたみ可能な [変換] タブをクリックします。
    [変換] パネルが表示され、選択したエンティティのすべての属性の名前が表示されます。[変換] 列は最初、空白のままです。変換を保存した後に、変換タイプが表示されます。
    注: [変換] パネルには、物理モデル テーブルの詳細情報は表示されません。エンティティの後に物理モデル テーブルをクリックして [変換] パネルを開いた場合は、最後に選択したエンティティの詳細が表示されます。
  2. 変換した値を適用する属性を選択し、[変換] アイコン をクリックします。
    [列 '<列名>' の変換] ポップアップ ウィンドウが表示されます。
  3. [関数] オプションを選択し、[カテゴリ] ドロップダウン リストから [変換] オプションを選択します。
  4. [名前] フィールドで、必要な変換関数を選択します。
    関数は、変換として定義され、値とターゲットが入力フィールドの下に表示されます。
    • [値]: 変換が必要なソース値。
    • [ターゲット]: ターゲット データ タイプまたはフォーマット。それにソース値を変換するか、または、それをソース値の解析に使用する必要があります。
  5. [列][定数]、または [関数] のいずれかのオプションを使用して、[値] を選択します。
    注: 結果のデータ タイプが、(上の [名前] フィールドで選択した) cast 関数の最初のパラメータに対して想定されるデータ タイプと必ず一致するようにします。
  6. [列][定数]、または [関数] のいずれかのオプションを使用して、[ターゲット] を選択します。詳細については、変換でサポートされているデータタイプを参照してください。
  7. [OK] をクリックします。
    適用した変換関数が、リンクと関数ノードによってキャンバス上に反映されます。
  8. [保存] をクリックします。

マッピングが保存され、[モデリング] ページの [モデル] タブにおいて、その論理モデルの [マッピング] アイコンが赤色から緑色に変わります。

例 - 型変換関数の適用

物理モデル ClientSheetのテーブル CUSTOMER の列 BALANCE からの整数値を浮動小数点値に変換して、論理エンティティ CUSTPROFILE の列 CUSTBALANCE に設定するとします。
  1. キャンバス上の CUSTPROFILEエンティティを選択します。
  2. [変換] パネルをクリックし、パネルの中で、列 CUSTBALANCE に対応する [変換] アイコン をクリックします。
  3. ポップアップ ウィンドウで、[関数] オプションを選択します。
  4. [カテゴリ] フィールドで [変換] を選択します。
  5. [名前] フィールドで、cast(Integer value,string target) 関数を選択します。入力フィールドの下の値とターゲットが設定可能になります。
  6. [値] をクリックして、[列] オプションを選択します。
    • [物理モデル名] ドロップダウン リストで、物理モデル ClientSheet を選択します。
    • [テーブル名] ドロップダウン リストで、テーブル CUSTOMER を選択します。
    • [列名] ドロップダウン リストで、列 BALANCE を選択します。
    この列の Integer 型の値が、cast 関数の最初のパラメータになります。
  7. [ターゲット] をクリックして、以下のように選択します。
    注: この例で想定されるターゲット データ タイプは string です。
    • [定数] オプションを選択します。
    • [タイプ] ドロップダウン リストで、データタイプ String を選択します。
    • [値] フィールドに、Float と入力します。これが、ターゲット データタイプです。
    ターゲット データタイプ Float が、cast 関数の 2 つめのパラメータになります。
  8. [OK] をクリックします。

適用された型変換関数は、キャンバス上に次のように表示されます。