DB Change Data Reader

DB Change Data Reader ステージでは、 チェンジ データ キャプチャ機能が有効化されている列から、現在のジョブフローに含める列を選択できます 。

このステージの中で、必要なデータ ソース テーブルであるチェンジ データ キャプチャ (CDC) リソースを作成できます。チェンジ データ キャプチャ機能が有効化されている CDC リソースの列は、チェックボックスによってそれが示されます。

チェンジ データ キャプチャ

チェンジ データ キャプチャ機能では、列に対するすべての変更をキャプチャできます。選択された各列に対し、すべての挿入、更新、削除がキャプチャされます。

サポートされているデータベース

Spectrum™ Technology Platformは現在、MS SQL と Oracle のデータベースに対してのみチェンジ データ キャプチャ (CDC) 機能をサポートしています。
MS SQL
MS SQL データ ソースの場合は、チェンジ データ キャプチャ機能をテーブル列に対してバックエンドから有効または無効にできます。そのために必要な手順については、こちらを参照してください。
注: Spectrum™ のチェンジ データ キャプチャ機能は、SQL Server の Express エディションではサポートされていません。
Oracle
Oracle データ ソースの場合は、Spectrum™ は Oracle の LogMiner ユーティリティを使用してテーブル列のデータ変更を追跡します。Oracle データ ソースのテーブルの列に対し、Spectrum™ Technology Platformによって CDC を有効または無効にすることはできません。

insert、update、およびdelete の各クエリによるデータ変更が、入力された開始日時から現在の日時まで追跡およびキャプチャされます。この入力開始時間は、CDC をオンにした後の最初のクエリ実行に適用されます。

同じ Oracle 接続に対するその後の実行では、データ変更は最後の実行時間から現在の時間までキャプチャされます。

注: これは、漸進的な処理です。最初のキャプチャでは、入力された開始日時から現在の日時までの変更がキャプチャされます。その後のキャプチャでは、1 つ前のキャプチャの終了日時から現在の日時までの変更がキャプチャされます。