クエリのためのグローバル キャッシュの使用
大きなディメンション テーブルが存在する場合は、ディメンション テーブルのデータをキャッシュにロードし、そのキャッシュを使用してサロゲート キーを検索できます。キャッシュを使用すると、Query DB によってディメンション テーブルの検索を直接実行する場合よりもパフォーマンスが向上します。
キャッシュを使用するには、2 つのデータフローを作成する必要があります。キャッシュにディメンション テーブルのデータを設定するデータフローと、ファクト テーブルの更新時にキャッシュを使用するデータフローです。次の図は、この 2 つのデータフローがどのように連携するかを示しています。
ファクト テーブルの更新のたびにキャッシュにディメンション テーブルの最新のデータが設定されているようにしたい場合は、ディメンション テーブルを設定するジョブをまず実行してからファクト テーブルを更新するジョブを実行する、プロセス フローを作成できます。そうすれば、双方のデータフローを続けて実行するために、このプロセス フローを実行できます。プロセス フローの詳細については、『Dataflow Designer ガイド』を参照してください。