Write to Cache

Write to Cache では、データフローからの出力をグローバル キャッシュ内にロードし、データを Query Cache ステージからの検索で使用できるようにします。データ検索にグローバル キャッシュを使用すると、データベースに対する検索を行うよりもパフォーマンスが向上します。

グローバル キャッシュは、メモリ内に存在するシステム全体の共有キャッシュです。キャッシュを複数のデータフローで使用できるようにする場合や、データが頻繁には変化せず比較的静的な状態の、およびストレージが制限されていない場合は、グローバル キャッシュを選択します。グローバル キャッシュは、書き込みが一度しかできないので静的です。このキャッシュは、いったん作成されると更新ができません。

注: Write to Cache では、データフローを実行するたびにキャッシュを上書きします。

全般

オプション名

説明

キャッシュ名

キャッシュに与える名前を指定します。システムにキャッシュが既に存在する場合は、そのリストが表示され、既存のキャッシュに新しいデータを設定する際にその 1 つを選択できます。新しいキャッシュを作成するには、そのキャッシュの名前を入力します。名前は文字で始まっている必要があります。アンダースコアを使用できますが、その他の特殊文字はどれも使用できません。名前の一部に数字を使用することはできます。

キャッシュ フィールド

この列には、キャッシュで使用されるフィールド名のリストが表示されます。フィールド名を変更する場合は、そのフィールド名をクリックして新しい名前を入力します。

ステージ フィールド

この列には、データフローで使用されるフィールド名のリストが表示されます。これらのフィールド名は変更できません。

タイプ

この列には、各フィールドのデータ タイプのリストが表示されます。

含める

フィールドをキャッシュに書き込むには、この列にあるボックスにチェックを入れます。フィールドをキャッシュに書き込まない場合は、ボックスをクリアします。

キー フィールド

フィールドを Query Cache ステージでキーとして使用する場合は、この列にあるボックスにチェックを入れます。例えば、AccountNumber という名前のデータフロー フィールドがあって、Query Cache ステージでこの AccountNumber フィールド内のマッチング値を求めるクエリによってデータを検索する場合は、AccountNumber フィールドの [キー フィールド] 列にあるボックスにチェックを入れます。

キー フィールドとして指定したフィールドは、Query Cache ステージでの選択でキー フィールドとして使用できます。