ファイル接続における日付/時刻形式

Spectrum™ Technology Platform でファイル接続を用いてファイルから日付および時刻値を読み込む場合、それらの値はある特定の日付/時刻形式に従っている必要があります

許容される日付/時刻形式

  • Date: "yyyy-mm-dd"
  • Datetime: "yyyy-mm-dd HH:mm:ss"
  • Time: "HH:mm:ss"

    これらの形式は、標準の日付/時刻表記に基づきます。

区切り記号付きファイル

区切り記号付きファイルの設定時に [検出タイプ] 機能をオンにすると、上記の形式に従うファイル レコード内の日付値と時刻値が自動的に Date タイプとして検出されます。

許容される形式のいずれにも従わない日付/時刻値は、Date タイプではなく String タイプの値として読み込まれます。

固定長ファイル

固定長ファイルの場合、固定長ファイル接続を作成する際に date タイプの値が設定されます。そのため、これらの値は、許容形式に従っているかどうかにかかわらず Date タイプ値として読み込まれます。

固定長ファイルの中の日付/時刻値が許容形式に従っていない場合は、論理モデル作成ステージにおいて変換を使用してそれを処理する必要があります。これを行うには、以下の [変換] カテゴリの関数を値に適用します。
parsedate(String date, String format)
ここで、date はファイルから受け取った値で、format はファイルから受け取った値の日付/時刻形式です。これによって、この日付/時刻値を正しくパースできるようになります。
例えば、date = 23-Feb-2008 の場合、format = dd-MMM-yyyy となります。

結果の値形式

モデル ストアでデータをプレビューする場合:
  • 日付/時刻値として読み込まれている値は、許容されるいずれかの日付/時刻形式でプレビューに表示されます。
  • String 値として読み込まれている値は、そのままプレビューに表示されます。