複数住所行のオプション

Global Address Validation は、複数住所行のオプション設定を使用して、複数住所行の処理に固有のオプションを定義します。返される住所行の形式を指定するには、3 つのオプションを選択します (返される行それぞれについて 1 つと、特別オプションが 1 つ)。

表 1. 複数住所行のオプション
オプション名 説明
行 1 を返す 返される行 1 の形式を指定します。
  • 一番上にある有効な行を返します。
  • 一番上にある企業行を返します。
  • 都市行より上にある最初の有効な行を返します。
  • 都市行より上にある最初の通りの住所行を返します。
  • 都市行より上にある私書箱または RR/HC 行を返します。
  • 一番上にある最良の通りまたは私書箱行を返します。見つからない場合は、一番上にある企業行または地方配送路行を返します。[行 1 を返す] でこのオプションを選択すると、処理では、次の順で上から下に選択されます。
    1. 最初の私書箱行または完全な住所。
    2. 範囲があるが接尾語のない最初の通り行。
    3. 接尾語があるが範囲のない最初の通り行。
    4. 最初の地方配送路行。
    5. 最初の企業タイプ。
行 2 を返す 返される行 2 の形式を指定します。
  • 空白行を返します。
  • 一番上にある有効な行を返します。
  • 上から 2 番目の有効な行を返します。
  • 一番上にある企業行を返します。
  • 結合された住所行の後半部 (前半部が行 1 で返された場合) を返します。
  • 都市行より上にある最初の有効な行を返します。
  • 都市行より上にある 2 番目の有効な行を返します。
  • 都市行より上にある最初の通りの住所行を返します。
  • 都市行より上にある私書箱または RR/HC 行を返します。
  • 都市行より上にある最初の有効な行を返します。この条件が満たされずに 2 行目が空白になる場合、[行 2 を返す] で使用されていない一番上の行を返します。
特別オプション 返される行の特別オプションを指定します。
  • 返される行にすべての特別オプションを使用します。
  • 返される行に特別オプションを使用しません。
  • 範囲のない通り行に一連の "0" を追加します。例えば、Main St が 0 Main St になります。
  • 結合された住所行を分割します。
行の順序を返す 正規化された行を返す順序を指定します。
  • 0 企業行。
  • 1 私書箱の住所行。
  • 2 範囲と接尾語の単語の両方がある住所行。
  • 3 範囲があるが接尾語のない住所行、接尾語があるが範囲のない住所行。
  • 4 地方配送路の住所行。
  • 5 個人名、企業名 (企業の単語なし)、未識別。
  • 6 アパート タイプ行。
  • 7 可能性のある都市行。
  • 8 都市の行。
  • 9 この行を無視。
  • B 地方配送路の住所行の後ろにある私書箱の住所行。
  • M 軍関係の住所行。
  • N 最良の住所行 1、最良の住所行 2、都市、州、企業。URB および郵便番号は別々のフィールドに返されます。デフォルトは N です。
  • R 私書箱行の前にある地方配送路の住所行。
# で始まる行を連結しない # で始まる行を既存の住所行に連結しない場合は、[# で始まる行を連結しない] チェックボックスをオンにします。
ピリオド (.) を有効な文字として認識しない ピリオドを有効な文字として認識しない場合 (住所行をスキャンする前にピリオドを削除する必要がある場合)、[ピリオド (.) を有効な文字として認識しない] チェックボックスをオンにします。
はみ出し行を連結しない 1 単語の行を住所行に連結しない場合は、[はみ出し行を連結しない] チェックボックスをオンにします。
セカンダリまたは PMB を結合しない 分離されたセカンド ユニットと PMB 情報を結合しない場合は、[セカンダリまたは PMB を結合しない] チェックボックスをオンにします。
企業名を特定しない 企業名処理を実行しない場合は、[企業名を特定しない] チェックボックスをオンにします。
都市の下位区分を特定しない 都市化名 (Puerto Rico) 処理を実行しない場合は、[都市の下位区分を特定しない] チェックボックスをオンにします。
最終行を特定しない 最終行 (都市、州、郵便番号) 処理を実行しない場合は、[最終行を特定しない] チェックボックスをオンにします。