Spatial Java プロパティ

データベース接続プール、ファイル ハンドル、およびリポジトリ キャッシュを管理するためのプロパティは、admin が Management Console で設定できます。以下の表に、Spectrum Spatial のインストール中に各プロパティに設定される初期値を示します。これらは推奨される設定ですが、展開に合わせて変更することもできます。

これらのプロパティの変更は、ただちに反映されます。

これらやその他のプロパティについては、以下を参照してください。

pool.database

プロパティ 初期値 タイプ 説明

initialSize

5 integer プールの開始時に作成される接続の初期の数。

maxActive

10 integer このプールから同時に割り当てできるアクティブな接続の最大数。

maxIdle

10 integer プール内に常時保持される接続の最大数。

minIdle

5 integer プール内に常時保持される接続の最少数。

testOnBorrow

true boolean true の場合は、プールから借用する前に接続が検証されます。接続の検証が失敗した場合、その接続はプールから除外され、別の接続の借用が試されます。

pool.file

プロパティ 初期値 タイプ 説明

blockWhenExhausted

false boolean true の場合、アクティブなハンドルの最大数に達した (プールが枯渇した) ときにプールへのアクセスがブロックされます。

enabled

true boolean true の場合、シェイプ ファイルまたは TAB ファイルの可変性が false に設定されているときに、操作中のファイルの開閉を最小限にします。(Shape ファイルおよびMapInfo ネイティブ TABも参照)

maxIdlePerKey

-1 integer プール内で未使用のままでいられるハンドルの最大数。

この値が正数であり、なおかつ timeBetweenEvictionRunsMillis がゼロより大きい場合にのみ、効力を持ちます。

maxTotal

20 integer シェイプ ファイルおよび TAB ファイルの各プールに割り当てられたハンドルの最大数。

負の値の場合、プールで一度に管理できるオブジェクトの数に制限がないことを意味します。

maxTotalPerKey

10 integer ファイルごとに割り当てられるハンドルの最大数。

負の値は無制限を設定します。

maxWaitMillis

30000 integer ハンドルをプールから取得するために待つ時間 (ミリ秒) の最大値。

負の値はプールを永遠にブロックします。

minEvictableIdleTimeMillis

60000 integer ハンドルがプールから退出させられるまでアイドル状態でプール内に留まれる時間 (ミリ秒) の最小値。

負の値はアイドル状態の時間のみではオブジェクトが退出させられないことを意味します。

minIdlePerKey

-1 integer プール内で未使用のままでいられるハンドルの最少数。

この値が正数であり、なおかつ timeBetweenEvictionRunsMillis がゼロより大きい場合にのみ、効力を持ちます。

numTestsPerEvictionRun

1 integer アイドル状態のハンドルを退出させるスレッドの各実行中に (実行される場合) チェックされるハンドルの最大数。

負の値 (-n) は、実行ごとに n 番目のアイドル オブジェクトがテストされることを指定します。

testOnBorrow

false boolean true の場合、プールから借用されたハンドルが返却前に検証されます。

testWhileIdle

false boolean true の場合、プール内でアイドル状態にあるハンドルが検証されます。無効なハンドルはプールから除去され、破棄されます。

timeBetweenEvictionRunsMillis

10000 integer アイドル状態のハンドルを退出させるスレッドの実行間隔 (ミリ秒)。

負の値はアイドル オブジェクト退出スレッドを実行しないことを意味します。

repository.cache

プロパティ 初期値 タイプ 説明

capacity

500 integer 任意の時点においてリモート コンポーネントによってキャッシュされるリソースの数。

expire

1000 integer 有効期間の値はミリ秒単位です。キャッシュ ポリシーが 2 (失効時にチェック) に設定されている場合、この値は、アクセスされたリソースの更新の有無をチェックする間隔として使用されます。

policy

1 1、2、3 キャッシュ内のリソースを、リポジトリ内の最新バージョンで更新するためにチェックするタイミングを設定します。入力値は 0 (チェックしない)、1 (常にチェックする)、および 2 (有効期間が終了したときにチェックする) です。

repository.cache プロパティの詳細については、キャッシュ プロパティ ファイルの変更を参照してください。